【広島発】初心者のファミリーキャンプ

広島近郊のおすすめキャンプ場やキャンプギアのご紹介など

Island Camp 百島.1 ~施設紹介

 

2022年8月9日(火)から2泊で、広島県尾道市の沖合、百島(ももしま)という離島にあるキャンプ場「lsland  Camp 百島(アイランドキャンプももしま)」に行って来ました。

こちらは、2021年11月1日にOPENしたばかりのキャンプ場。

それも、神戸市にお住まいだった若いご夫妻が、旅行で訪れられたこの島を気に入られ、その後にご家族で移住のうえ、この地にキャンプ場を自ら開拓をされたという、なんとも夢のあるお話です。

開拓日記 | Island Camp 百島

公営のキャンプ場を譲渡(委託)されたとか、以前から所有する自身の敷地にキャンプ場を整備された、というようなお話はたくさんありますが、もともと縁もゆかりもない、それも不便な離島に、こどもさん(小学生と未就学児のおふたり)と一緒に移住されるなんて...。

そんな人生、やっぱり私は憧れます。  

 

さて、離島にあるこのキャンプ場に、どうやって行く?

百島(福田港)に渡るフェリーに、車はこのふたつの港から乗船可能。

①「常石港(福山市沼隈町)」:所要12分。

②「歌港(尾道市向島)」:満越港経由で所要29分。

最寄りは①の常石港。

備後商船

のんびらんど うましま」「大久野島キャンプ場」に続き、車は使わず、高速船で離島に渡ることも検討しましたが、①「福田港」からキャンプ場まで徒歩でおよそ20分、②真夏のシーズン、③荷物が多い(2泊+海水浴+島内にコンビニなど無し)ことから断念。おとなしく車で渡ることにしました(笑)

今回は、さすがに無謀ですね(^^;)

ただ、まだ安心できません。

常石港から百島に渡るフェリーは、満車になることがあるようです。フェリーは1日4便しかないので、乗れなかったら大変💦

さらに、お盆という長期休暇の直前なので、車で島に渡る方が多そうな予感...。

そこで、早目の10:05発のフェリーに乗ろうと、朝早くに自宅を出発をして、やって参りました。

時は9:40。すでに8台が並ばれており、我が家は9台目。これで乗れるのでしょうか?

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不安な気持ちを落ち着かせるために、フェリーの横顔など撮ってみる。

床屋カラーの「百風」。

もしこれに乗れないと、次の便は13:20発。なんと3時間以上の待ち時間になってしまいます。

よって、向島にある歌港まで戻って、11:39発に乗ることになりそうです。

車でおよそ40分かけて、来た道を戻るのは残念ですが、ここで3時間待ちよりはモアベターね。

運は天に任せ、ひとまず切符を買っておこう。

さぁ、乗れるのか?

百島方面(車両)5m未満:¥1,590(運転手分を含む)、おとな(中学生以上)¥260、こども(6歳~12歳)¥130。

<参考>我が家(ホンダフリード、老夫婦+小学生2)の場合:¥2,110

 

 

出発の15分くらい前に、乗船が始まりました。1台、1台埋まっていく...。ドキドキ

結局、30分前に到着した我が家の9台目が最後尾でしたが、なんとか乗れました!

どうも、普通車ならおよそ14台を載せられるようです。ひとまず出航🚢

歓喜の船旅は12分で終了。百島に到着です。

■「JA尾道市 百島出張所」

・営業:9:00~16:30

・定休:土日祝日

百島の玄関口「福田港」にある、JAのお店。スーパーやコンビニはおろか、商店もあまりない百島で、買物が出来そうなお店。

ただ、ここの情報が少なかったんですよね。

店内に入ると、意外に広くてビックリ。かなり充実した品揃えです。

百島にお住まいの方の生活を支えるお店ですものね。

ドリンク類の冷蔵ケースの中に、輝くものを発見!

常温のものが多いのですが、お酒の種類も豊富です。

■「MOMO HOUSE 田中屋」

JAの道路向かいにあるこちらでは、焼きそばやタコ焼き、唐揚げやハンバーガーなどを頂くことができます。また、島内なら配達(momo eats)をしていただけるようなので、キャンプのおつまみに良いかも。

「Island Camp 百島の5番サイトに、タコ焼き一丁!」なんてね。

メニュー | momo eats

では、そろそろキャンプ場へ行ってみましょう。

ただ、運転者は余所見厳禁!細い道+離合ポイント少=運転ガンバ💪

 

 

数分で到着。「Island Camp 百島」の管理棟です(これは翌朝、OPEN前の写真)。

いやぁ、今シーズン1番楽しみにしていたキャンプ場に着きましたよ!

まずは、ご挨拶と受付けを済ませて、チェックイン時間までは、取材という名のチラ見タイム⏰

■Island Camp 百島

【施設概要】

・営業期間:通年

・定休日:原則、無

・管理対応時間:9:00~18:00(冬季:〜17:00)

・夜間緊急対応:有(Tel)

・チェックイン:12:00〜18:00

・チェックアウト:~12:00(カードなどの返却要)

※グランピングは13:30~翌10:00

・アーリー/レイト:アーリー:無(駐車のみ対応可)/レイト:他のご利用次第で可

・デイキャンプ:無

・静粛指定時間:20:00〜(車両移動禁止)

・予約受付開始/方法:4ヶ月前の月1日/Web(なっぷ)

・サイト指定:不可(当日先着順。グルキャンは応相談)

・現金以外の支払い:不可(グランピングのみオンライン決済)

・特殊割引:無

・ペット:犬のみ可(リード必須)

・ごみ処分:オートキャンプは不可(生ゴミと灰捨てのみ可)※有料で引取り可

・レンタル:テント(大・中・小)、ポータブル電源、ピザ窯、ボードゲームなど多彩 レンタル商品について

・販売:有(薪、カップ麺、お菓子など)

・酒類販売:有

・飲料販売:有(屋外自動販売機:無)

・飲食設備:無

・シャワー設備:有(温水¥200/回・人)※屋外に無料単水シャワー有

・入浴施設:無

・コインランドリー:無

・花火:手持ちのみ可(キャンプファイヤー場)

・遊具等:トランポリン、貸しボート、海水浴場、魚釣り、山登りなど アクティビティ&周辺情報

【利用料】

・グランピングサイト(デッキ区画、オート、電源付き、ゴミは回収可)定員:2~5名(小学生以下は0.5名計算)、2区画。基本使用料(¥10,000/棟※繁忙期は+¥5,000)+人数料金(¥3,000/中学生以上※小学生は半額、未就学児は無料。2食付きに変更可)。夏季・冬季は冷暖房費¥1,000/泊・棟が別途要。

・オートキャンプサイト(区画、オート)定員:大人4名(最大:大人8名。追加¥1,000/人)、張り数制限なし、5区画。¥4,000(ソロ利用は¥3,000。一方、繁忙期は¥5,000)

www.nap-camp.com

<参考>

我が家(夫婦+小学生2人の4人家族、オートキャンプサイトに2泊)の場合:サイト¥4,000×2日+シャワー¥200×4人×2日+サウナ¥4,000=¥13,600

【キャンセル料】

7日前〜前日:50%、当日・無連絡:100%(雨天の場合は、当日の午前中に連絡をすれば免除※オートキャンプのみ)。食材のキャンセルは7日前から100%

【周辺環境】

・コンビニ:JA尾道市 百島出張所(車で約5分)

・スーパー:島外

・入浴施設:島外

【特筆事項】

★離島なので、高速船かフェリーで渡航要

★オーナーご夫妻が管理もされている小さなキャンプ場

★手ぶらも可能なグランピング設備あり

★海岸線沿いなので、海水浴や魚釣りが可能

★生ビールなどが飲める管理棟

★およそ150㎡もある広大なサイト

★これ以上はないくらい綺麗なサニタリー

★低料金でテントサウナの体験が可能

★テント乾燥や冷蔵庫スペース貸し出しサービスあり

■最新情報や概要詳細はこちらでご確認ください

momoshima-camp.com

買物施設が少ない離島ですが、心配ご無用!この管理棟が充実しています(笑)

まず何と言っても、生ビールが頂けます🍺(中ジョッキで¥500!)

生ビールの他に、酎ハイや焼酎なども!

BIGさんのところを思い出すな~(BIG SEASIDE PARK

そして、新発見!ソフトクリームがありました。

それも7種類も!姫様はチョコミント、ボクはストロベリー。こんなモリモリ乗せで¥300!

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その他にも、カップ麺や消耗品などの販売、調理器具やゲーム類のレンタルなども揃っているので、ご安心ください。ファミキャンでは必携のマシュマロもね(笑)

食事&ドリンク | Island Camp 百島

また、目の前に広がる海では、夏はキスがよく釣れるようです。釣り竿のレンタルや仕掛けがあるので、こどもと体験してみられるのも良さそうですね(但し、エサは島内でも販売されていないので、持参必須です)

 

 

さて、外も見学。受付出入口の反対側に、炊事場があります。

驚くほどピッカピッカ。ゴミや汚れひとつないシンク周り。布巾が掛けてあるので、自然とみんな拭いちゃいますよね。また、冬季にはお湯も使えるようです。

なお、ゴミは原則持帰りですが、生ゴミはこちらのステンレスポットに捨てることが出来ます!

コレ助かる〜っ(笑)

トイレはその隣の扉から。こちらも土足禁止。

木の香りに満ちたサニタリー。こんなの初めて❤

もちろんドライヤー有り。洗面台や鏡がお洒落だけど、エアコン...。

確かに、シャワーを出た後に涼しいって嬉しい!特に、本日も猛暑日なので☀️

タイマーがセットされ、夜間も点いていました。

家族全員、口を揃えて「ここで寝ようよ」。確かに(^^)

トイレは個室が3ヶ所。左から男性用、男女兼用、女性用。

「洋式です」とか言うレベルじゃない。

温水洗浄どころか、人感センサーで照明と便座が、自動点灯・自動開閉。人を怠惰にする便器ですね(笑)

度々、丁寧に掃除機を掛けられていたので、これ以上はないくらい、いつでも綺麗でした。

家族全員、口を揃えて「うちより綺麗」。確かに(^^;)

反対側がシャワールーム(¥200/人・回。20分が利用時間の目安)。やはり女性用と男女兼用、男性用の3ヶ所。

広い、綺麗はもちろん、こちらには扇風機ですよ...。

家族全員「もう、サイトに戻りたくない!」

 

 

ひと通りの見学を終えて、ご主人に伺ったところ、今後に区画を増やされる予定はないとのことでした。

思わず私は「勿体ない!」。

これほどの施設を造られながら、1泊¥4,000のサイト5区画とグランピング2区画の計7組だけなんて…。

「でも、私もキャンプをするんで。トイレやシャワーが混んでいて使えないと嫌なんですよね」

それはそうなんですけど(^^;)

こんなご夫婦が経営・管理をされている、とっても素敵なキャンプ場。真夏の海キャンプって地獄のようですが、我が家が2連泊したのがお分かりいただけますか?

次回は、キャンプサイトなどのご紹介をします。

テントサウナにも挑戦してみたので、こちらもお楽しみに。暑さ倍増(;;;^^;;;)

       1⃣  2⃣