今回は「第一キャンプ場(緑丸)」のご紹介をしましょう。
まずは、❶の所から赤矢印のように「芝生広場(フリーサイト)」を通って「第一キャンプ場」へ。次に、❷から川を渡って「金屋子広場」へ進むルートです。
さぁ、今回が「ひろしま県民の森」の、キャンプ場として隠れた最大の見所です!どうぞ最後までご覧ください。
「こちらよぉーーーっ!」
❶のところで姫様が公園センターをバックに、宝塚歌劇団並みのポーズで案内をしてくれていますので、付いて行ってみましょう。
とても広くて開放的な光景が広がっています。
右に見えるあれは?
今月(2021年7月18日)オープンしたばかりのドッグランです。
■ドッグラン
・利用:9:00~16:00
・料金:¥500/頭
中・大型犬用(10kg以上)と小型犬用(10kg未満)に分かれています。私がワンちゃんなら、小型犬用ですね。
中・大型犬用はとても広くて、走り回ったら気持ち良さそう。
なお、ここの利用料は¥500/頭ですが、今なら公園センターで500円以上の買い物をされた方は、ドッグランの利用料を無料にしていただけるとのことです。Now get the chance!
「【広島発】初心者のファミリーキャンプを見た」ではダメですm(_ _)m
この骨を買って欲しいワン。
■絶景キャンプ場
ドッグランの奥には、非常に広い芝生広場がありますが、なんとここにテントがポツポツと張られているではあーりませんか。キャンピングカーらしき車まで。
ここはテントサイトではないはずですが?
実は、「第一キャンプ場」「第四キャンプ場」「水源の滝キャンプ場」いずれもサイトが広くはないので、希望されれば、代わりにこちらの広場に張ることも出来るそうです。
えーーっ、むしろこっちの方が良いじゃん!
狙いは、そこです。
まさに四方に比婆山連峰を見渡す最高に素敵な環境ですが、ここの利用予約は受け付けられていません。但し、ひとまずいずれかの予約をしておけば、こちらに張ることが出来るのです。
私は「水源の滝」以外なら、この「絶景キャンプ場(私が勝手に命名)」がオススメ!
現在、正式にキャンプ場として募集できるように準備をされていますので、今後が楽しみですね。
この雰囲気でしたら、神石高原ティアガルテンの「てんじくキャンプ場」を思い出しますが、こちらは平坦ですし、何より景色は比べ物にならないくらい、こちらが素敵(民家や電線などはありません)。
さらに、こちらの方がずっと広いうえに、利用者は圧倒的に少ない。
サイト料は他のサイトと同額なので「てんじく(¥550/泊+入園料)」よりは高いのですが、それでも¥2,200/泊。そして、何より車の横付け可!
さらに、専用のトイレや炊事棟が無いのは同じですが、簡素ながらも水場(改善予定あり)はありますし、トイレは公園センター(~18:00 or 20:00)か第一キャンプ場(24h)のものが徒歩圏内。
我が家は次回、こちらを利用させていただきます(^^)/
ふぅ...、少し興奮してしまいましたが、キャンプ場から紹介料などを頂いている訳ではありません。
いや、こんなブログなので少しはそういう話があるかと思っていたんですけど、どこからも全くないんですよね(^^;)
ニシン御殿は諦めよう…。
芝生広場(フリーサイト)の一番奥、①のところから「第一キャンプ場」に行けますので、引き続き赤矢印に沿ってご紹介します。
姫様の後ろは3歩、女王様の後ろは30歩下がって参りましょう。自称、大和撫子親父。
適度に木々が木陰を作ってくれており、右には小川が流れています。
ここも良いですね~。私が一番好きなシチュエーション。
入ってすぐのところに、トイレがありました。
キャンプセンターのそれと同じくレトロ調。
芝生広場(フリーサイト)の利用者も、夜間はここを使うことになります。
個室は和式のみ、身障者用はありません。もし洋式が良ければ、後述する奥のトイレをご利用ください。
このトイレのすぐ近くに3サイト。川側にA7とA8、山側にA9。
「水源の滝キャンプ場」と同様に、やはり4m角程度の木枠で区画がされています。A7とA8は接近していますが、林間+せせらぎ+トイレで良さそう。
川の向こうにも、綺麗な緑が広がっています。
左折した所にA5。
この辺りからは、林間の雰囲気が少し濃くなります。
反対側がA1。周りは広いうえに、炊事場に行きやすい場所です。
②の所から、ログハウス方向を見る。
右側のA2。
そのお向かいのA4。
このようにどこも区画をされていますが、それほど段差はありません。お隣のサイトまでは距離が離れていますし、前述の通り少しはみ出すくらいはOKなので、サイトによってはツールームも張れそうです。
とにかく明るい安村、ではなくA3。
私が気になったのは、一番奥のA6。ログハウスのすぐ横のスペースです。
広いのでテントの大きさは問いませんし、芝生広場が一望出来ます。ただ、「ここなら、広場に張ったら良いんじゃない?」と女王様に突っこまれましたけど(^^;
開放感重視なら広場、林間重視ならA6、ですかね?
なお、この可愛いログハウス(バンガロー)は老朽化のため、現在は使われていないようです。
引き続き③の所から、A10を見る。
独立した広いサイトで、少しワイルド感が楽しめそう。ファミリーと言うよりソロ向けかな?
コーナーを右に曲がった先に、4区画のグルキャンサイトがあります。
3~4組でグルキャンをされるのに、ピッタリ。
その先には、常設テントが点在しています。
我が家は常設テントを利用したことがないので評価や比較が出来ませんが、ボーイスカウトや林間学校のような団体利用に人気のようですね。
■常設テント
・料金:¥3,700/泊
・利用:12:00~翌11:00
・レンタル:非常に豊富
その先の右下に、ひとつ目の炊事棟がありました。
とても大きな冷蔵庫があるなど、「大人数でカレーを作る」という懐かしい雰囲気。
中学生くらいだったか、飯ごうでご飯を、大きな鍋で大量のカレーを作りました。楽しかった青春の思い出ですね。
あの娘は今ごろ、何をしているかな~。
その先にチラリとトイレが見えました。あれが改装されたトイレですね。
その前に、右側の橋を渡ってみると、
正面奥に、スキー場のリフト乗り場が見えました。
さすがに標高が高いところにあるキャンプ場。この日、広島市内は最高気温37℃でしたが、こちらは超快適!…というより、夜は肌寒いくらいでした(^^;)
「暑さ」はなんとかなるので、どうぞ「寒さ」対策だけは念入りに(キャンプあるある)。
さて、先ほどのトイレをロッキーチェック。
個室は洋式で、温水洗浄便座付き。綺麗な洗面台もあります。
身障者用には、オムツ替えシートや乳幼児用のイスも。100点。
なお、この先にある炊事棟は、先程のものと同じ仕様でした。
そして、ここに駐車スペースがあるのですが、ここが昨夜、車でここのトイレに来た時に停めた場所です。
公園センター横のAの所から、黒矢印のように進んだ先になります。
この分かれ道を見落とされないように、ご注意ください。
実は、今夜のトイレのためにと、お昼のうちにこの道を姫様と歩いてみたのですが、途中で断念しました。夜間の「水源の滝キャンプ場」から「第一キャンプ場のトイレ」への移動は、車必須です。
さて、芝生広場(フリーサイト)に戻って来ました。
次は、❷から川を渡って、「金屋子広場」に行ってみましょう。
橋を渡って、右(❸の方向)を見たところ。
左に、こんもりとした林があるのですが、ここに「金屋子(かなやご)神社」があります。
「金屋子神社」とは、製鉄(たたら)が発展した地域に多くみられる神社で、全国に1,200社もある中で、島根県出雲市にその総本山があるそうです。
以前、この辺りは製鉄場として栄えていたんですね。
それにしてもこの「金屋子広場」、圧巻です。
しばし休憩タイム。
掲揚台の奥には小川が流れているのですが、
その上流は階段状の滝になっており、水遊び+撮影スポットになっているようでした。
■絶景キャンプ場パート2
実は、芝生広場(フリーサイト)と同様に、「第一」「第四」「水源の滝」の代わりに、ここにテントを張ることも出来ます。そして、ここも車の横付け可。
こんな絶景で静かにキャンプが出来るなんて、夢のようでしょう?
ただ、やはりトイレと炊事場はないので、「公園センター」か「第一」のものを使うことになります(かなり遠いです)。
また、キャンプをするには少し気になる傾斜です。
なお、金屋子広場と歩道の境には側溝があるので、車は通過出来ません。よって、車の乗り入れをされる時には、❸の入口側を通行してください。
この美しい広場に車を乗り入れるのは、あまりにも心苦しいですし、トイレ問題もあります。
いつかソロ+徒歩で来てみたいですね。
最後に、❸の辺りの川は浅く、小さなお子さんが水遊びが出来るようになっていました。
木陰やベンチがあるので、お弁当を広げられても良さそうですね。
なお、初心者コースの「毛無山登山ルート」は、ここが出発点。
この今回のメインイベントは「5」でご紹介しますので、こちらもお楽しみに。
さぁ、もうすぐ9月。キャンプのベストシーズンの到来ですね。
ところが今日、9月11日(土)に予約をしていたキャンプ場から「休業をするので、ご予約はキャンセルにさせていただきます」とのご連絡をいただきました。
コロナウイルスによるキャンセルは、これで今年4回目。「ワクチンを2回接種した成人は、キャンプOKよ」とか、なりませんかね?
接種率は格段に上がりそうですけど(^^)
次回は、「第四キャンプ場」のご紹介をします。