2021年7月23日(金・祝)から2泊で、広島県庄原市西城町にある「ひろしま県民の森」のキャンプ場に行って来ました。
夏休みの始まりを告げる4連休の初日、7月22日(木・祝)からの“3連泊“がしたかったのですが、満サイトのため残念ながら2連泊。
それでも、前日の22日は広島市中心部にある「中央公園ファミリープール」に行ったので、親子とも大満足(くたくた)の4連休になりました(^^;)
今から50年前の昭和46年7月、広島県北東部に広がる比婆道後帝釈国定公園内、1,200m級の比婆山連峰の中腹に、県民の憩いの場としてオープンをした、広島県立の「ひろしま県民の森」。
当初は野営場(キャンプ場)と林間レクリエーション施設を中心としていたようですが、昭和52年には、質・量ともに恵まれた積雪を活かしてスキー場もオープン。
その後、キャンプ、スキーの他に、初心者でも1時間程度で楽しめるハイキングコースから、比婆山連峰を縦断する本格的な上級者向けのコースまで様々な登山コースがあることから、四季を通じて楽しめる、宿泊施設を併設した複合レクリエーション施設として広く親しまれてきましたが、指定管理者の第三セクター「㈱比婆の森」が経営破綻をしたことで、令和2年8月に一時閉鎖。
今年の4月、新たに管理・運営をすることになった「㈱アグリヒバゴン」によって大きく生まれ変わり、リニューアルオープンをしました。新聞やテレビでも大きく報じられましたね。
実は、私が今シーズン一番、訪問が待ち遠しいかったキャンプ場です!
ちょうどトレッキングにハマったところですし(^-^)
今回初めて伺ってみて、キャンプ場2泊+家族4人で毛無山(1,149m)の登頂を達成した今、これまでで最もお気に入りのキャンプ場になりました。
実は、前回ご紹介の「休暇村大久野島キャンプ場」の後、7月17日に別のキャンプ場に伺っているのですが、猛暑の夏、そして紅葉の秋に最高のキャンプ場として特にお勧めしたいと思い、訪問順を繰り上げて、取り急ぎご紹介することにしました(とは言っても、すでに3週間が経過していますが…)。
ただ、こちらのキャンプ場は「改善半ば」の部分もありますので、要注意です(^^;)
全5回(施設紹介、水源の滝キャンプ場、第一キャンプ場、第四キャンプ場、毛無山トレッキング)でご紹介していく予定ですが、取り急ぎ訪問をご計画の方は、夜間のトイレ問題は少し残りますが、ひとまずは我が家が利用した「水源の滝キャンプ場」がおすすめです。
8区画しかないので、ご予約は是非お早めに!
ちなみに、こんなところです(^^)/
時を戻そう。
7月23日(金・祝)の正午過ぎ、公園センター(管理棟)に到着しました。
我が家(西風新都)からは2時間弱なので、神石高原ティアガルテンより少し早いくらいですね。
ホテル、キャンプ、テイクアウト、レストラン、入浴。今の時間はすべてオープンしているようです。
今年4月のリニューアルオープンにつき、大きく改善された4つのポイント。そのひとつ目が「テイクアウト商品の開発」。
近年の登山ブームにより増加した日帰り利用者を主なターゲットに提供をする、お弁当などの開発・販売です。
ふっふっふ、メニューは事前に公式サイトでチェック済です。タープ下で姫様と、おはぎを食べたいと思っているんですよね~♡
★メニューはこちらから<ひろしま県民の森(公式)>
勇んで階段を上がってみると、
おおっ、高級ホテル並みの立派なエントランス。
うわ〜、さらに美術館のような雰囲気〜。
館内も、すっごくオシャレ〜。
おっちゃんにはよく分からんけど、女性(と犬)が喜びそうな物で溢れています。
興味はなくても、見ているだけでも楽しい。そして、思わず買ってしまう…。
最近、こういう「少しこだわりの味」という感じにすっかり弱くなった(^^)
さすがに、登山グッズが充実していますね。こども達と一緒にキャンプに行けなくなったら、トレッキングに転向しよう!
【広島発】初心者の老夫婦トレッキング、ですね。
なお、この棚は管理者の㈱アグリヒバゴンさんの手作りとのことです。
棚も良いけど、飾り付けや商品のセレクトにもセンスを感じる(注:一般中年男性の意見)。
キャンプの消耗品も充実しているので、キャンパーも安心ですね。
虫が多いので、パワー森林香は必須です。
酒の肴もたくさん。酒が呑める、呑めるぞ、酒が呑めるぞ ♪
こちらが各種受付カウンター。
チェックイン時間(13:00)の少し前ですが、INさせていただけました。
キャンプ場には、IN・OUTの時間をキッチリと管理・制限されるところと、あまり細かくは問われないところがありますが、こちらは後者のようですね。
では、お言葉に甘えて(^^)/Let’s go!
■ひろしま県民の森キャンプ場
【施設概要】
公園センター(管理棟)
・営業期間:通年(冬季は水道管が凍結する場合があるので、事前確認要)
・定休日:不定休
・管理対応時間:原則8:00~18:00(繁忙期などは〜20:00)
・夜間緊急対応:無
・チェックイン:12:00~18:00
・チェックアウト:~11:00
・アーリー/レイト:無
・デイキャン:無
・静粛指定時間:21:00~
・予約受付開始/方法:3ヶ月前/Web(なっぷ)
・サイト指定:相談可
・現金以外の支払い:可(クレジットカード、Paypay等)
・割引:不明
・ペット:可(リード必須)大型ドッグラン有¥500/回(9:00〜16:00)
・ごみ処分:不可(持帰り。灰捨てのみ可)
・レンタル:充実
・販売:充実。薪(¥700)、お弁当、軽食、消耗品など。テイクアウトは10:00~16:00
・酒類販売:有(管理棟)
・飲料販売:有(管理棟)
・飲食設備:有(レストラン比婆山11:30〜14:00、LO13:30)※現在、朝夕は完全予約制
・シャワー設備:無
・入浴施設:有(¥500/中学生以上、¥200/小学生)13:00〜18:00/平日、11:00〜18:00/土日祝。※シャンプー類は持参要(販売有)
・コインランドリー:無
・花火:手持ちのみ可(指定場所。~21:00)
・遊具:川遊び、芝生広場
・その他:登山、スキー場、金屋子神社、芝生広場、六角堂(全天候型BBQ場)、キャンプファイヤー施設
【利用料】
・第一キャンプ場(常設テント、カマド、テーブルセット付)48区画:¥3,700/泊
・オートキャンプ場(第一キャンプ場Aサイト:14区画、第四キャンプ場:18区画、水源の滝キャンプ場:8区画):¥2,200/泊
※すべて区画サイト。一部のサイトは狭く、ツールームなど大型のテントは張れません。
※第一と第四はオート、水源の滝はすぐ近くの駐車場に駐車。
※いずれにも電源付きのサイトはありませんが、ポータブル電源のレンタルを計画中とのことでした。
<参考>
我が家(夫婦+小学生2人の4人家族)の場合
※7/23(金・祝)から水源の滝キャンプ場に2泊
¥2,200×2泊=¥4,400(税込)
【キャンセル料】前日13時まで無料、以降50%、当日100%
【周辺環境】
・コンビニ:セブンイレブン庄原西城店(車で約27分)
・スーパー:トーエイ西城店(車で約27分)
・温泉施設:ひばごん郷温泉すずらんの湯(車で約27分)
・観光施設:比婆山連峰、那智の滝、熊野の大トチなど
■最新情報や概要詳細はこちらでご確認ください
(注)2021年3月までの利用情報は、別の指定管理者による管理・運営に関わる情報なので、混同されないようにご注意ください。
<アメニティコーナー>
先日10歳になった姫様。鏡の前でお過ごしになる時間が、ますます長くなりました。
似たような物はダイソーにも売っていますけど、やっぱり違うものですかね(おっちゃんあるある)?
<レンタルコーナー>
これだけ充実していて、実際に商品を手に取ってから借りられるなら、購入前のお試しにレンタルしてみるのも良さそうですね。
キャンプギアって、「買ってみたけど、結局あまり使わなかった」という事って、結構ありますもんね。
我が家もダッチオーブンとか、ここ数年まったく使っていないなぁ。
<カフェ>
今年の4月のリニューアルオープンにつき、大きく改善された4つのポイント。ふたつ目が「ロビー空間の改装」。
軽食カウンターの設置と共に、雑談やワーケーションの時間を過ごせる空間を整備されたようです。
カフェで購入された方のイートインスペース。
木のおもちゃが置いてあるなど、大人だけでなく、こどもも寛げます。そんな配慮が嬉しい。
なかでも、ジェラードが特に人気のようで、とても多くの方が食べられていました。
ねえねえ、姫様は何にする?
ほら、ここにおはぎがあるよ!
姫様はレモンスカッシュ。蜂蜜漬けのレモンが凄く美味しかった(完食)!
私は、地元の名水で淹れられたアイスコーヒー。すっきりした味わいで最高!
そしてスイーツは、
おはぎを選ぶと思っていたのに、姫様セレクトはフルーツサンド。
サイトに持って帰って、女王様とふたりでキャーキャーと騒ぎながら頂いてました…。
<レストラン比婆山>
最終日のチェックアウト後、昼食はこちらで頂きました。
事前にオーダーとお支払いをしてから店内へ。
とても広くて綺麗な店内。
リニューアルオープンにつき、大きく改善された4つのポイント。3つ目が「レストランの整備」。
無煙ロースターを設置することで、庄原名産の比婆牛や高原野菜などを楽しめるようにされたようです。お陰で、天候に左右されずにBBQが楽しめるんですね。
確かに、登山や高齢者の方には、手軽な「インドアBBQ」がおすすめです。
我が家のオーダー。
ボクは「キッズカレー(右)」、私は「ヒバゴンビーフカレー」。
見た目はシンプルですけど、家庭では食べられない、多種多様なスパイスが効いたとても美味しいカレーでした。
カレーライスの必需品「トンカツ」が乗っていないけど、これなら私も満足です。
女の子チームはこんな感じ。
「ローストポークと彩りサラダ(パン)」と「比婆牛焼肉(ライス)」。我が家には、およそ似つかわしくないお料理です。
でも、キャンプに来ていながら、このクオリティの料理がこの値段で食べられるなんて、最高の想い出になりますね。
なお、ロビーにはビールなど飲料の自動販売機もあります。最寄りのコンビニまでは車で30分くらい必要なので、これは助かります。
そして、その隣から入浴施設とトイレに行けます。
<入浴施設(日帰り入浴可)>
コンパクトながら公園センター内にお風呂があるので、車の運転を気にせず「プシュ」といけますね。特に猛暑の夏には有難い。
なお、シャンプー類は各自で持ち込みが必要ですが、売店で販売もされています。
また、サウナもあるのですが、現在はコロナ対策のため利用停止になっていました。
お風呂の手前には、トレーニング器具が置かれたジムがありました。
これが、リニューアルオープンにつき大きく改善された4つのポイントの4つ目、「施設の有効活用」ですね。施設内の空きスペースを、登山者などの更衣室やトレーニングジムに改装されたようです。
ところで福田さん。我が子が勝手に使いましたけど、良かったですか?もしダメだったら、お知らせください。お詫びとして親子で皿洗いに行きますm(_ _)m
<トイレ>
こんなに整備された公園センターなので、当然トイレは綺麗に整っています。
個室は洋式で、温水洗浄付きの便座でした。
なお、冒頭でおすすめした「水源の滝キャンプ場」ですが、専用のトイレはありません。※炊事場もありませんが、1番と2番サイトの間に簡易な水場(2ヶの立水栓)があります。
よって、「水源の滝キャンプ場」の利用者は、すぐ近くにあるこの公園センター内のこちらのトイレを主に利用することになるのですが、この公園センターは18:00(利用者が多い時は20:00)で閉まるので、以降は車移動必須の「第一キャンプ場」もしくは「第四キャンプ場」のトイレを利用するか、徒歩で行けるとは言え、怖い怖~い「キャンプセンター」のトイレを利用することになります。
まぁ、我が家は何とかなりましたけど(^^)/
詳細は次回にご紹介します。
それにしても、コロナ第5波+大雨…。残りのお盆休み、どうしましょ(-_-;)トホホ