「令和」に改元された2019年5月1日から2泊3日で、愛媛県今治市伯方町にある「ドルフィンファームオートキャンプ場」に行って来ました。
ここは道の駅「伯方S.Cパーク」に隣接した「ドルフィンファームしまなみ」の中に2018年4月にオープンした、瀬戸内海の美しい景観の中でイルカに触れ合えたり、話題のグランピングも体験できるという魅力いっぱいのキャンプ場です。周辺スポットも見所がたくさんあるうえに、私が大好きな「海辺のキャンプ場」!
「船折瀬戸キャンプ場」以来の伯方島ですが、ここも我が家の女王様や姫様、ボクがきっと喜んでくれることでしょう。
広島市内から約1時間で、竹原市忠海港に到着。
こちらでチケットを購入。さずがに10連休のGW。乗船、チケット購入ともに長蛇の列です。
乗船の列は最後尾が見えないほど…。自動車で乗船する場合は当然「自動車の列」に並ぶ訳なので、同乗者ともに楽で少し申し訳ないくらい…。
福山市をグルっと廻ってしまなみ海道を行くより、ここからカーフェリーで行く方がずっと楽ですし、実は、忠海港から大三島の盛港までの自動車航送運賃は土日祝日なら「休日割引」が適用になり、6m未満の自動車は片道¥1,650(往復で¥3,100)。
さらに、運転手はもちろん同乗者も無料になるので、費用の面でも使いやすいんですよねw
ただ、このように大勢の方が乗船される日は、船の出航時間が不規則になるのでご注意ください(今回、我が家は往復ともに約1時間の乗船待ちになりました)。
大三島フェリー株式会社 | 忠海(竹原市)~大久野島~大三島
出港から約15分。同乗のほとんどの方はウサギに会いに大久野島で下船されますが、大三島の「盛港」にはもう15分の船旅。
大三島に上陸後は、サイクリストが行き来するしまなみ海道で、今治方面に1区間先の「伯方島IC」へ。
そして、「伯方島IC」で下りて左折すると、すぐ右側に「伯方S.Cパーク」があり、その隣が「ドルフィンファームしまなみ」。
キャンプ場のエリアには、専用の出入口から。こちらがキャンプ場の受付。到着です。
■ドルフィンファームしまなみ
コテージが2棟、グランピングサイト(常設テント)が3サイト、そしてテントサイトは「区画サイト」が4区画と「フリーサイト」が17組分と、バリエーションも豊富。
通年利用が可能で、4/1~11/30と12/1~3/31で異なる料金設定がされています。
販売品は炭だけで、コテージもしくはグランピングサイトの利用者のみ、コンロセットやダッチオーブンセットなどのレンタルが利用できるようです。
※薪はすぐ近くのホームセンターにもなかった(売切れ)ので、是非お忘れなく。
黒矢印のように進入し、黄丸が受付。赤丸がキャンプエリアです。
また、緑丸には「ドルフィンファームしまなみ」の受付やシャワーなどがあり、青丸はイルカに触れ合えるエリアです。
キャンプの受付から見た「管理棟」。黒い外壁の平屋。
さて、まずは受付の所から赤矢印の順に、キャンプ場をご紹介していきましょう。
黒丸がごみステーション。「生ゴミ」「もえるゴミ」「もえないゴミ」の他、
「ビン、缶、ペットボトル」なども捨てられます。
いきなりゴミステーションの紹介になりましたが、その先がいよいよキャンプサイト。一方通行の道で周回できるように整備されています。
左側(青丸)が14m角ととても広い「区画サイト」(4区画。テント2張、タープ2張、車1台、原則6名まで可)。
電源付きで4/1~11/30が¥6,500/泊(IN:13:00~18:00、OUT:8:00~11:00)、12/1~3/31は¥5,000/泊(IN:11:00~18:00、OUT:8:00~14:00)※ともに税別。
100V電源が1500Wまで使えますが、コンセントは仕切りの所にあるので、長めの延長コードを用意されておいた方が良さそうです。
目の前に炊事棟。
オープンからまだ1年。さすがに綺麗です。洗剤やスポンジなども常備されていました。
「区画サイト」の奥に、ひときわ異彩を放つ「グランピングサイト」が2区画。
手前(白丸)が「玉ねぎ型テント」の「ロータスベルテント」。¥7,000/泊・人(休前日等。平日は¥6,500。3歳~小学生はその半額)。 そこに併設された専用のワンタッチタープと仮設トイレ(!)
「サイト専用のトイレ」って「小豆島ふるさと村キャンプ場」みたいでグランピング感が感じられそうですけど、どこから見ても普通の仮設トイレ…。それでも設置されているというのは、そもそも常設トイレが遠いため(詳細は後述)。
なんとクーラーボックスまで付属。
テントの中を拝見すると…、エアベットなど、ひと通りのギアがお揃い。今春、我が家が直島で1泊したパオ(つつじ荘)とは、さずがに違いますね~w
隣(緑丸)は「ノルディスクヴァナヘイム」。¥6,500/泊・人(休前日等。平日は¥6,000。3歳~小学生はその半額)。
玉ねぎよりこちらの方が安いんですね。
こんなお洒落なテントなら、我が子もお淑やかになるのでしょうか?
キャンプエリアの一番奥、コーナー部分には東屋と水飲み場がありますが、ご覧の通り、ここも「フリーサイト」の一部です。ソロキャンとおぼしきテントが二張ありました。
そして、その奥に見えるのがコテージ。
まずは、屋上付きのトレーラーハウス「ジャーニー」。¥9,000/泊・人(休前日等。平日は¥8,500。3歳~小学生はその半額)。テレビ、冷蔵庫にキッチン、バスルームという充実の設備も素敵なのですが、何と言っても屋上のテラスが気持ち良さそう!
う~ん、これも我が家が直島に渡る前に宇野港で1泊したトレーラーハウスとは、ちと違いますねw
どちらのコテージにもウッドデッキとワンタッチタープが併設されていますが、「ジャーニー」のタープは裏の海側。
最高に眺めが良くて、気持ちが良さそうです!
そして、もうひとつのトレーラーハウス「コンフォートキャビン」。¥8,500/泊・人(休前日等。平日は¥8,500。3歳~小学生はその半額)。
グランピングサイトと共に食材付きのバーベキューセットが用意もしてもらえるようなので、いわゆる「手ぶら」でも楽しめそうです。なお、グランピングサイトとコテージはペット同伴不可です。
その隣からフリーのテントサイトが並んでいるのですが、このスノピの高級テントが張ってあるところだけ、狭い。このようにフリーサイトでも場所と広さに差があるので、早めのチェックインがお勧めですね。
そして、なんとこの奥にも常設テントがありました。
このオレンジ丸の所です。
なんとビーチに張り出してデッキサイトが作られています。そこにワンポールテントが二張!
ホームページにも掲載されていないので詳細は分かりませんが、利用されている方はいらっしゃいました。
なお、グランピングサイトとコテージはさすがに関心が高いようで、観光名所のように多くの方が次々と見学に来られていましたw
さて、テントサイトのご紹介。
先ほどの高級スノピテントの隣が、普及型スノピテントの我が家です。
「フリーサイト」(17区画。テント1張、タープ1張、車1台、原則4名まで可)。
4/1~11/30が¥3,000/泊(IN:13:00~18:00、OUT:8:00~11:00)、12/1~3/31は¥2,000/泊(IN:11:00~18:00、OUT:8:00~14:00)※ともに税別。
ビーチ側サイトの区分けはヤシの木間が目安ですが、その他は本当に「フリー」です。
さて、我が家。1日目は曇天のうえ強風のため、自称:蜘蛛の巣張りw
Tatonka(タトンカ)タープ 1 TC (425×445cm)
ここからでもジャンプしているイルカが見えます!
ビーチ沿いは南国の雰囲気。
我が家が黒丸の所ですが、この「ヤシの木間」だけでなく、道路に挟まれた黄丸のあたりもフリーサイトです。
サイト選びは先着順。やはりビーチ沿いが良さそうなので、できるだけ早めに到着されることをお勧めします。
撤収された後に撮影をしているので余裕があるように見えますが、この辺りもビッシリ張られていました。
また、一番右側にはパーゴラがあって、ここも利用できるようでした。
海、島、風。本当に気持ちが良い、素敵なキャンプ場です。
次回は、イルカビーチやトイレ、無料シャワーなど施設のご紹介をします。
おしまい
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