最初にご紹介をする「区画サイトエリア(仮称)」では、搬出入時を含め車のサイト乗入れや横付けは出来ないので、車は管理棟前の駐車場か、トイレ・シャワーがあるサニタリー棟付近の⑤にある駐車場に停めて、そこから各サイトに移動することになります。
⑤と④、そこから②までは、それぞれ50mくらい離れているので、出来ればカートが欲しいですね。
では、赤丸の管理棟から、赤矢印のように参りましょう。
チェックインの時に頂いた「見取図」に、色を付けてみました。
この「区画サイトエリア」のほとんどのテントサイトは、3.5m×3.5m程度の木枠で囲まれた狭いかつ隣接をしたサイトですが、サイト料が¥1,040/泊と格安なので、2区画お借りすることも現実的な選択肢になりそうです。そこで、2区画続けて使えそうなサイトを赤丸にしてみました。
・緑丸:独立したテントサイト
・赤丸:2区画続きのテントサイト
・オレンジ丸:バーベキュー広場サイト
ここではひとまず①で左折いたします。
この先の左側に28番サイトがあったんですね。確かに、ツールーム+タープでも張れそうなくらい、かなり広いスペースがあったような気がします(2度も行きながら痛恨の撮影漏れ)。
ただ、トイレには苦労しそうです。
②の分岐点まで下りて来ました。青矢印の方へ行けば「デッキサイトエリア」です。
ここでは赤矢印のように参りましょう。
この先は、寂地川に沿った遊歩道になっています。大小の岩と小さな滝が所々にあり、とても気持ちが良い。
ここはまさに、ザ・ビッグの中にマックスバリュとスポーツオーソリティとキャンドゥが入った感じ。
その心は…、イオンでいっぱい。
すぐ右側にソレイユ、いや24番サイトがあります。
区画の線引きはされていませんが、木に24番のナンバープレートが掛けられているので、この辺りのようです。テントが張れそうなスペースは3m×5mくらいでしょうか。
24番サイトから川側を見る。いや、最高でしょ!
こちらの唯一(?)の残念なところは、駐車場から遠いという点。設営・撤収時に⑤の駐車場から荷物の運搬で何度も往復をしたくないので、ファミリーには利用しにくいかもしれません。
いや、我が家の「夏仕様」でしたら、海水浴セット(サンシェード、ライフジャケットなど)を含めてもこんな量なので、24番サイトもいけますね(笑)
寂地川に見とれながら前進。すると、このカーブの先に、
デイキャン専用のバーベキュー広場6番があります。
あまり広くはありませんが、ワンタッチタープくらいなら張れそう。何と言っても、川のほとりです。
その先に40番と17番サイト。こちらはいずれの区画も木枠で囲まれており、広さは3.5m×3.5m。なお、40番の後ろ側からは、後述の炊事棟に行けます。
40番サイトから川側を見る。手すりや壁もないので直接、川面を眺めることが出来ます。
斜め向かいが17番。サイトはやはり狭いのでソロが基本でしょう。ただ、¥1,040/泊とサイト料がかなり安いので、2区画借りて40番にテント、17番にタープを張っても良いかもしれませんね。森の王様。
直火跡が見られますが、もちろん禁止。夜間の騒音と直火の禁止は最低限のマナーです。
③のところまで来ました。
左右にバーベキュー広場3番と4番があります。そして青丸が「五龍の滝」の散策道の出発点となる橋。
バーベキュー広場3番の奥には、東屋があります。トレッキング前後の休憩場所にも良いですね。
先ほどの6番とは異なり、バーベキュー広場の3番と4番はとても広い。3家族10人くらいでも十分に楽しめそうです(¥100/人)。こんな所でバーベキューなんて、こどもが喜びそう!魚釣りをされている方もいらっしゃいました。
左奥に16番サイトと炊飯棟(炊事棟)があります。
16番サイト。24番と同様に区画の線引きがされていないので、広く使えそうです。ここならツールームでも張れそうですが、車の横付けは当然出来ません。
炊事棟。
外観はかなり古そうですが、中は驚くほど綺麗です。この日、利用者はほとんどいらっしゃいませんでしたが、ゴミひとつ枯れ葉一枚落ちておらず、電気は点けられていました。
この炊事棟の奥にあるのが、14番サイト。
14番と15番は隣接しており、木枠の段差が余りないので、ここもツールームが張れそうです。
ちなみに、15番から川を見下ろすと、こんな感じ。高低差が結構ありますね。
反対に、15番の上に13番があり、行き来できるようになっています。
13番の方から見ると、こんな感じ。3区画を使ったグルキャンにも良さそうですね。
⑥のところ。通行が少ないタイミングでしたら、荷物の積み下ろし時にこちらに一時停車できそうです(駐車は禁止)。
先ほどの③の所から④の方を見る。青矢印の方向が炊事棟。④から赤矢印のように進みます。
④からの道も狭いので、車は通れません。まず右に「避難所」があります。
かなり広いので、突然の豪雨や強風の際などには、多くの人が一時避難をすることが出来そうです。
その前がまず12番サイト。やはり木枠で囲まれており、四方に木があるため大きなテントは張りにくそう。ただ、脇に小さな立水栓がありました。
また、隣の11番とは離れているので、ここは最もゆとりがあるサイトです。
10番と11番はほぼ一体型。木枠がないので2区画借りてゆったり使うのに良さそうです。
正面にあるバーベキュー広場の方が低い位置になるので、見晴らしも良い場所ですね。
8番サイトが角になります。一方、9番サイトは8番と10番の通り道になりそうな配置が気になります。
8番と7番の境には多少の段差があります。
7番の所からは川に下りて行くことが出来ます。
遊歩道の右側、避難所の隣にも5区画あります。
道路側に3区画、山側に2区画。
4番と5番をご利用中の様子。
改めて、通り過ぎた先で振り返る。
そして、遊歩道を上った先が⑤。
駐車場とサニタリー棟があります。
こちらもとても綺麗に清掃をされていました。
身障者用のトイレの他に、
温水シャワー室もあります(¥200/回)
寂地峡キャンプ場、どうですか?
川沿いのサイトなど一部のサイトは狭いのですが、景観は完璧。さらに、意外なことにうまく配置をすればツールームテントを張れる場所もありますから、ソロの方だけではなくファミリーでも使えそうです。
そして、肝心のトイレや炊事棟は清潔感バッチリ!
この夏は「岩倉」からもう少し足を伸ばしてみられてはいかがですか?
標高480mなので寒さに気を付ける必要がありますが、紅葉の季節も良さそうですよ。
次回は、我が家がお借りした「デッキサイトエリア(仮称)」とケビンをご紹介します。
こちらはオートサイトです!