今回は「デッキサイトエリア(仮称)」をご紹介します。
前回の「区画サイトエリア(仮称)」は、設営・撤収時の一時的な車の横付けも出来ませんでしたが、こちらはオートサイトです。
但し、その名の通り、すべて4m×4mというコンパクトな「デッキサイト」なので、その上に張ることが出来るテントは当然、小型かつ自立可能なテントに限られます。
ツールームテントなど、大型のテントが多いファミキャンには、ここが一番悩ましいところですね。
②のところからスタート。
前回は赤矢印の通り、道なりに進みましたが、今回は青矢印へ。
すぐに小さな橋がありました。下図①のところです。
この先が「デッキサイトエリア」ですが、橋の向こう側は階段になっているので、カートなどでの移動は難しいですね。もちろん車も通れません。
車の場合、管理棟の横から入って、黒矢印のように進みます。その後に②の橋を渡って、川沿いのデッキサイトの前を通って、赤丸のところに来ます。
この上に進むと、ケビンなどがありますが、ひとまず青矢印のように参ります。
こちらに木製のデッキサイトが4区画並んでいます。「区画サイトエリア」のデッキサイト(18番〜27番)は朽ちて使えなくなっていましたが、こちらは塗り替えられたようで、とても綺麗な状態です。
デッキの有無には賛否両論ありますが、少なくともここのサイト料は路地サイトの2倍になっています。
■サイト料:(デッキ)¥2,090/泊、(路地)¥1,040/泊。(15:00IN~翌14:00OUT)
手前の29番と30番は隣接しているので、2区画まとめてのご利用という設定でしょう。
ただ、隣接しているとは言え少し離れているので、さすがにツールームテントは張れません。
隣の31番サイト。横に車を1台、手前の土の部分にタープを張ることも出来そうです。
32番サイト。31番と同じ条件で、炊事棟の隣。
そして炊事棟ですが、こちらも驚くほど綺麗。
明るく開放的、目の前に広がる新緑。せせらぎをBGMにした皿洗いなら、姫様とボクがお手伝いをしてくれるかもしれません。
この先に橋がありました。②のところです。そして突き当りが33番サイト。
なお、狭そうに見えますが、この橋は普通車でしたら問題なく通れます。
橋を渡った先を少し行けば、管理棟とトイレ、レストハウス菩提樹がある場所に出ます。
②の先にあった33番サイト。独立をした、かなり細長い形をしたサイトです。
サイトのすぐ奥に小川が流れています。
そして、ここから川に下りることが出来ます。
適度に砂地や石があり、水深は50㎝程度なので、川遊びがしやすい。
ただ、先ほどの橋付近の流れは非常に激しいので、お気を付けください。
ほら、可愛いお子様が遊んでいらっしゃいますよ。なんと、いつの間にか33番サイトにはテントとタープが張られています。
そう、我が家は今回こちらをお借りしました。
サイトの幅は最大でも4m程度しかありません(デッキがギリギリ)。我が家のツールームテントなら、車とデッキの間の土の部分に張ることは出来そうですが、通り抜けができなくなります。
よって、やはりテントはデッキ上で、タープは車とデッキの間に配置するしかありません。う〜む…。
下見の結果、ここがとても気に入った私は、どうしてもここでキャンプがしたくて、4人家族でも使える、自立式の小型テントを購入したのです。
実は、もうひとつ行きたいキャンプ場があって、そこもデッキサイトなんですよ(^^;)
詳しくは改めてご紹介をしたいと思っていますが、真夏はコンパクトなテントがお勧めです。ちなみにこれは端の方まで有効に使える形状なので、お子さんが中学生くらいまででしたら、家族4人でもじゅうぶんに使えると思います。シブいモスグリーン色もあります。人気なのか、今は模倣品も出ています。
まさに森のキャンプ。
②のところ、33番サイトの入口付近に階段があり、ここからトイレやシャワー室があるサニタリー棟に行くことが出来ます。
1/3くらい上ったところ。このまま緑矢印のように遊歩道を進めば、宇佐八幡宮に行けるようです。ただ、ここでは右折をして、さらに階段を上ります。
先に建物が見えます。あれがケビンでしょう。
屋内は確認をしていませんが、トイレや炊事棟の清掃状況から想像すれば、とても綺麗にされていると思います。
次回訪問時に見学させていただければ、改めてこちらで報告をします。
■ケビン(五龍の郷)
・利用:15:00IN~翌10:00OUT
・料金:¥10,470/泊・4名迄(追加:¥1,570/人。最大6名)
すぐ目の前にサニタリー棟があります。
男女別のトイレの他に、やはり身障者用も。
そして、シャワー室は男女別に4ヶ所ずつ(¥200/1回3分、一時停止可)。なお、こちらはメダル専用なので、管理棟で事前にメダルを購入しておく必要があります。我が家もお借りしましたが、とても気持ち良く利用させていただきました。
サニタリー棟の奥に、デッキサイトがふたつ。34番と35番です。
その間に流し台があります。もはや流し付きのオートサイトですね。
③のところから、さらに上りましょう。
こちらにもケビンがあり、
その奥にはデッキサイトが4区画。ただ、この前の道は狭く、車は入れません。
見晴らしは良いのですが、先ほどの34番と35番の方が私は良いかな。利用者が少ないことを想定されてなのか、こちらは古い塗装のままでした。
なお、33番サイトを利用した我が家ですが、トイレは管理棟横のトイレをお借りしました。
私はデッキサイト初体験でした。
デッキがない方が広く自由に使えそうですが、さすがに勾配や凸凹を気にする必要がなく、地熱や雨の影響も受けないので、とても快適に過ごせました。
とは言え、皆さん大型テントをお持ちですよね。そんなあなたも大丈V!
次回は、オートで広い芝生の「広場サイトエリア」をご紹介します。