まずは炊事場、トイレ、シャワー室からご紹介しましょう。この3点が8帖くらいのスペースにコンパクトにまとめられており、屋根代わりにタープが張られています。
夜に姫様がこのガイロープに引っ掛かって大転倒しましたので、お子様は是非お気を付けください。
流しは3ヶ所。真ん中は使いにくそうですが、そもそも8区画のキャンプ場なので混み合うことはあまりありません。洗剤とスポンジ、ハンドソープが備え付けられており、お湯も出ます。
ただ、焚き火台などを洗う流し場は、見当たりませんでした。
トイレは仮設で見かけるユニットタイプで、男女別に1基ずつ。いずれも普通便座の洋式。人感センサーで照明が点き、便座クリーナーに鏡まで付いているグランピングトイレ!
また、TOTOの「音姫」のような擬音装置が人感で反応するので使いやすいのですが、炊事場のすぐ隣なので、誰かがいらっしゃるとおっちゃんでも恥ずかしい(^^;)
また、この擬音装置がとても大きな音がするので、近くのサイトの方は気になりそう。特に夜や早朝はトイレの利用が申し訳ない気がしました。
音姫と 小鳥のさえずり 響く朝(momozin)
トイレの対面に、やはり男女別のシャワーユニットが1基ずつ。利用無料のうえ時間制限なし(1人30分以内が目安)。親子で入って使える広さがあり、脱衣カゴがあるのでとても使いやすかったです。
ボディソープが常備されていた他に、
外にはドライヤーまで!特に冬場の湯上がりや女性に喜ばれそうですね。
なお、シャワーユニットの隣にゴミ捨て場があります。分別をすれば無料で捨てることが出来ますが、基本は「持ち帰り」となっています。
また、消炭はこちらのバケツへ。
では、管理棟に近い方のサイトから順に、テントサイトのご紹介をします。AからHの8区画。どこもおよそ3.5m×7.0m程度の区画サイトで非オート。
キャンプ場の公式サイトに各サイトの広さが明記されているので、こちらにも掲載させていただきます。
なお、区画の目印に木が置かれていますが、設営が困難な場合には少し動かしても良いようです。
まずはテントサイトH。こちらの広さはおよそ3.9m×8.0m。全8区画の中で最も広く、貸テントを張ることが出来る唯一のサイトです。お隣のサイトGと共に電源を借りることが出来るサイトでもありますが、電源利用が¥1,980/泊とビックリ価格なのでお気を付けください。
貸テントを利用されるなら選択の余地はありませんが、前述の通りトイレやドライヤーの音などが気になりそうな点も要注意です。また、サイトの正面には林が見えるだけで、瀬戸内海を眺めることは出来ません。
お隣のテントサイトG。広さはおよそ3.9m×6~7m。
オートサイトではないので、これだけの広さがあれば一般的なテントは張れると思いますが、お隣はいずれも1m弱しか離れていません。
至近距離+目隠し役になる車がおらず、一帯を漂う緊張感。この日はソロの方が多かったこともあり、私は我が子に昼間から「静かにしようね」と何度言ったことか…。こども達ゴメン。
テントサイトFは、およそ3.5~3.7m×7.0m。
左側に瀬戸内海が少し見えるようになりました。ただ、左のサイトEが少し前(木の前のところ)にあるので、テントを張られるとやはり海は見えにくいですね。
テントサイトE。およそ3.8m×7.0m。
遠目ですが瀬戸内海が見えます。そして、すぐ左側には迷路があります。
テントサイトD。およそ3.8m×6.0m。
瀬戸内海を広く見渡すことが出来ます。こちらなら瀬戸内海を一望できるキャンプ場、と言えますね。
お隣のCとEより前に出ているので、視界に気になるものはありません。
ただ、サイトCとはまさに隣り合わせ。そして、木があるので通りにくい。
テントサイトC。およそ4.0×7.0m。
Dと同様にサイト内から海を直接見ることが出来るのですが、目の前、それも海がよく見える方向にサイトBがあるのがかなり気になります。
サイトA、B、Dに囲まれて、私にはとてもくつろげる気がしません。
テントサイトB。およそ3.1m×6.3m。
最も狭いサイトですが、Dと同じく視界に入るのは瀬戸内海のみ!それも間近に感じることが出来るので、こちらがベストサイトと言えるでしょう。
最後のテントサイトAは、およそ3.4m×6.5m。
端のサイトですが、右前にサイトBがあり、すぐ左側は木の柵があるので、視界が限定されるようで、私は少し窮屈に感じました。
端のサイトが大好きな私でも、今回は事前調査ですぐにスルー。
今度は海側から見てみましょう。
サイトAの左側は開けているのですが、木柵が気になります。イノシシ対策なので止むを得ないのだと思いますが、檻の中のようになってしまい残念です。
ギューギュー詰めのA~D。確かに売りの場所ですものね。それにしてもCサイトは…。
ソロで¥3,000、2人で¥5,000、3人なら¥6,000という設定なら…。
これらに比べるとE〜Hの近接具合なんて可愛いもの。ただ、こちらからは海が見えませんが…。
なお、サイト内にはウッドチップ(木片)が撒かれているので、クッションや断熱材の役割にもなり、過ごしやすくなっています。
当然、燃え移り易いので、焚き火は砂の場所にて。
緊急時の消火用に、サイトごとに水が置かれていました。
なお、キャンプと言えば焚き火ですが、こちらでは現在、薪の販売をされていません。
その代わりに、伐採後の木が場内にあるうちは、これを自由に使って良いとのことでした。近く訪問される予定の方は、是非ノコギリをご持参ください。
4月10日更新のお知らせによれば、今後はオーナーがホームセンターで購入された薪を、輸送代として100円程度上乗せした¥800で販売されるご予定のようです。
なるべく各自で持参された方が良さそうですね。
私が予約を入れる時には、まだ何処にも予約が入っていませんでした。では、私はどこを選んだのでしょうか?やっぱりサイトB?それともサイトD?
サイトBがベストポジションだというのは、訪問前でも何となく分かっていました。ただ、サイトマップを見ると気になる点が。
緑がリビングでピンクが寝室部分として、黒丸の箇所。Bの寝室とCのリビングがぴったしカンカン。これはかなり危険です。そこで、前が広々としているサイトCを予約しました。
ところが、伺う2週間前くらいになって改めてサイトマップを見ると、サイトBの方は炊事場やトイレに行かれる時に青矢印のようにCの目の前を通られることに気が付きました。家族会議の結果、この時点で最後に残っていたサイトEに変更。今更ジロー。
サイトDの方は黄矢印のルートが基本で、さすがに赤矢印はないでしょうから、例え海は見えにくくなったとしても、サイトEの方が過ごしやすそうな気がしました。今思えば、いずれにしてもサイトCをやめておいて良かった。
さぁ、ひと通り写真撮影が終わったら、我が家も設営を開始しましょう。
まずは持参したカートとお借りしたカートの2台で、サイトEまで20m程度を運搬です。カートは荷物になりますけど、撤収時には利用が重複して借りにくくなるということがあるので、出来るだけ持参されておくことをおすすめします。
皆さんが設営完了後の写真も撮影をさせていただいていますので、次回にご紹介します。
ー--おまけー--
リニューアルオープンをしたアルパーク西棟に行って来ました!
大盛況だと新聞に取り上げられていたので、日曜日の18時くらいから。
世界最大規模の売り場面積らしい「無印良品」が目当てだったのですが、なんと2階には「アルペンアウトドアーズ」があるじゃないですか!
同店の大型店舗が大都市圏で次々とOPENしているのはYoutubeで見たことがありましたが、まさか広島にも出来るなんて…。実物を確認してから買えるというのは、やはり安心感がありますし、とにかく夢いっぱい!
キャンプ沼から完全に脱出した私ですが、誘惑に負けそうです。