今日の最高気温は33℃。
まだまだ暑い日が続いていますがどうやらピークは越えたようで、もうすぐ待ちに待った秋のキャンプシーズンの到来です。日差しは和らぎ、蚊やブヨが少なくなるなど、秋はアウトドアのベストシーズン。キャンプ場の混雑のピークも超えているので、ゆっくりと過ごすことが出来ます。
紅葉狩りなどトレッキングが気持ちが良さそうですし、美味しい味覚を使ったアウトドアクッキングも楽しそう。それに、少し寒いくらいの夜の方が、焚き火も雰囲気が出ますよね🔥
ただ、今回のお話は去る8月1日のこと。一部では40℃を超える、記録的な猛暑が続いていた頃です。それも、ここは海抜わずか5m!瀬戸内海に浮かぶ小島、山口県の馬島です。
同じ南の島でも、ブルックシールズと一緒なら元気が出ますけど、目の前を嬉々として走り廻っているのは9歳になった姫様と、もうすぐ6歳のボク。
これが現実なのよね~。あぁ暑い、暑い…。
はいはい、すぐにタープを張りますよ~っ💦
前回の記事。
受付けを済ませたら、まずは日陰づくり。我が家のサイトは、一番奥のNo.12です。リヤカー引きも、もうひと踏ん張りじゃ!
各サイトは4m角程度の緩やかな盛土がされており、U字溝の「野外炉」があります。
公式サイトには「1区画 約10m×10m」と表記されているので、この盛土周辺を含めて利用できるようです。
久し振りのアメドMと、捨てなくて良かった初期のタープ(サウザンポート※コーナンのPB)w
時期的なものもあってかアブがとても多かったので、殺虫剤とハッカ油(ブヨ対策)をお忘れなく!
No.12から管理棟側に振り返る。う~ん、とっても綺麗な芝生。でも、ここに裸で寝転んでいた時に、ブヨに噛まれたんでしょうね🐝
いかんいかん(^^;)
もう少し右側を見ると炊事棟、その奥にはキャビンが見えます。早速行ってみましょう!
右が炊事棟、奥が7棟あるキャビン(座卓、扇風機、野外炉付き)。
1泊¥6,000(税別)と、非常に格安(エアコン利用は別途¥2,000)。それも、IN11:00でOUT翌16:30と、テントサイトと同様に「のんびり」利用可能!
ギアの手運搬が必須の離島なので、このキャビンは人気がとても高いようです。レンタルが充実しているので、気軽に「青い珊瑚礁」の体験が出来ますね!メンバー次第ですけど…。
エリザベス・シュー(映画「カクテル」のジョーダン役)も良かったな~。
炊事棟にはスポンジや洗剤、ハンドソープなどが常備されていました。また、燃えるゴミはこちらに捨てることが出来ます(無料)。※自身で持ち込んだ缶やビンは、持ち帰りです。
生ゴミは、受付け時に渡されたこちらのバケツに入れて、チェックアウト時にそのままお返しします。
炊事棟からNo.12サイトを見る。この日のテントサイト利用者は、我が家を含めて3組だけ。
実は、我が家の利用申込み後に、コロナウイルス第2波の対策として、再び新規申込みの受付けが中断されました(現在も残念ながら中断中)。
ちなみに通常なら、ピーク時のテントサイト利用者は半数(10組)程度とのことでした。※人気のキャビンは満室。
次に、この橋を渡って、トイレと管理棟に行ってみましょう。
男性用トイレ。個室は、和式が2ヶ所で洋式が1ヶ所。とても綺麗に清掃されています!
管理をされている若いご夫婦は炊事棟やトイレなど、いつもどこかの掃除をされていました。
お話をしても気さくで、とても気持ちが良い対応。娘さんは、我が子たちと遊んでくれました(^^)/
シャワー室は、海水浴場(単水)と管理棟(温水)の2ヶ所にあります。
管理棟のシャワー室は、管理棟の裏側から出入りをします。右側がシャワーで、左側がトイレ。手前が男性用で、奥が女性用。
シャワーユニットは2基あり、脱衣スペースは共用。もちろん、ここもとても綺麗!
また、脱衣が広いので、こどもと一緒でも着替えがしやすかったです。
■温水シャワー:¥200/3分
さぁ、お目当ての海水浴場にも行ってみましょう。
キャビン横の道を通って左に曲がると、三日月型の砂浜が見えました。
潮通しが良い透明度の高い遠浅の海なので、こども達にはシュノーケリングがお勧めです🐟
干潮時に現れた広い磯での磯遊びも満喫w
こちらが利用無料の「休憩所」。
隣にある「トイレ・シャワー」は、コロナ対策のため利用停止中。
■単水シャワー:¥100/2分
キャンプ場に戻って。テントサイトNo.10と12の間にある細い道から、「八重石の浜」に下りられます。
「砂浜」ではなく、まさに「石浜」。一面に、丸くて小さな石がびっしり。
天気の良い日には国東半島(大分県)まで見渡せるらしい夕陽のビュースポットですけど、我が子たちは石投げに夢中...。
投げる石には困りませんものね。
夕陽が沈んだら、満天の星空のもとで夕食タイム。モヒートで乾杯!
実は、ここに来ることを想定して、ギアの軽量・コンパクト化を進めてきました。
その後、追加購入をした「ネイチャーハイクのコンパクトチェア」の2脚は間に合わず、ひとまずダイソーでw
いつものアルパインのチェアは、スチール製なので少し重いんですよね(^^;) もう引退ですね。
翌日のお昼過ぎ。干潮時にだけ陸続きになるという「刎島」に行ってみました。海水浴場のトイレ・シャワー棟の裏側から、突き当りを右に。
えっと...、ここは行かなくても良かったかな(^^;)
結局、お言葉に甘えて「のんびり」しちゃって、チェックアウトの16:30ギリギリまで滞在w 大満足です!
でも、帰りの船が出るのは、1時間以上先の17:51なんですよね🚢 要害山展望台に登ったり、馬島八幡宮に行くのも良かったんですけど、私はもう動けません...。
そこで、馬島港手前の海岸に下りて、水浴びreturns
すっかり陽が傾いた馬島港。
定刻通りに着いた船に乗って、馬島にお別れです。
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前回、私と同じ広島のキャンプブロガー「えびかに」さんから「ハードルが高そう」というコメントを頂きましたが、「荷物をコンパクトにすれば」問題ないと思います。
みなさん大丈夫ですよ!のんびらんどサイコー👍
1.車から降ろした荷物を船に載せる。
2.船から降ろした荷物をリヤカーに載せる。
3.リヤカーさえあれば、運搬は簡単(それなりに重いけど)。 帰りはこの逆。
海水浴場と夕陽以外に特に見るものはありませんが、それこそが小さな島の魅力。
夕陽が照らす穏やかな海に石を投げる我が子の後姿を、石の浜に座って眺める。それだけで100点満点!
遠ざかる馬島を見ながら、誓いました。
I shall return
Fin
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