これまでご紹介の通り、ここ「OutdoorFun(アウトドアファン)キャンプフィールド」では、いくつかのサイトカテゴリーが用意されています。「湖畔サイト」「せせらぎサイト」「ソロサイト」「スタンダードサイト」。いずれもオートキャンプ可の区画サイトで、電源付きのサイトもあります。
さらに、今回ご紹介する「スタンダードサイト」には、流し台が付いているサイトも。
テント泊って、ホテルや旅館に宿泊するのとは異なり、サイトの環境に大きく左右されますから、多くの選択肢から利用者の好みや装備に合わせて選択が出来るというのは、助かりますよね。
市から民間企業に貸し出され、リニューアルが進む、こちら「OutdoorFun(アウトドアファン)キャンプフィールド」。
さて、今回は「スタンダードサイト(下図、水色)」をご紹介しましょう。
いつものように、①のところからスタート!
…と思ったら、立入禁止!
ブログでキャンプ場の紹介をしている旨を伝えたところ、オーナーから立入りの許可をいただけました。
入って行くと左側に炊事棟、右側には東屋が見えます。
きっとこちらも、給湯可になるのでしょう。
ただ、周囲のサイトは、手付かずの状態?
いや、斜面をフラットに整理され、一部では土留めをされたうえで、砂やバラスが敷かれています。
ここが、おそらく赤丸のサイトで、右が青丸か。このようにサイトの形は様々。なかには青丸のような旗地(旗のような形の土地)も。
いずれも間口が狭いので、車を出入口に停めてテントは奥、という縦列の配置になりそうですね(リビングは山側向きが基本かな?)。
東屋がある右側も、同じ状態です。ただ、小川のせせらぎがありますし、景観もこちらの方が少し良さそう。
現状では土留めがされていません。法面があるので、有効スペースは見た目より狭いのですが、段差のお陰でお隣との視線はズレますね。
ただ、サイト数を多く取るためにこんなに間隔を詰めるなら、低木くらいは欲しいのですが。
この奥に行ったところが、このエリアに1つだけある「せせらぎサイト」になるのでしょう…。
これより上には、アスレチックの遊具がいくつかあります。
ただ、サイトを造るために、すべて撤去されるのだと思います。
造成が完成(?)しているのは、おそらく黒ラインのところまででしょう。
②のところで振り返る。
この先は、まだ造成前の状態です。
ここが、一番奥になるところのようです。
「スタンダードサイト」は「湖畔サイト」と同様に、サイト間が近いうえに間仕切りがないので、サイトによっては、特に繁忙期にはお隣が気になるかもしれません。
■スタンダードサイト
・利用:テント1張、車1台、定員6名、13:00~翌12:00
・料金:施設利用料+バリュー/¥2,000、レギュラー/¥2,700、ハイ/¥3,100
※電源付きは¥1,000UP、電源・流し台付きは¥1,500UP
・アーリー、レイト:¥1,100/h
<参照:シーズンカレンダー>
では、最後に「スタンダードサイト」のもうひとつのエリア。以前は球技施設(グラウンド)だった広場に、行ってみましょう。
③のところ。ここから遊歩道にも行けます。
左に、小さい方の広場がありました。主にグルキャン向けらしい、5区画のスペース。
キャンプ場という雰囲気はあまり感じませんが、広さは十分にあるので、のんびり出来そうですね。
その先が、大きなグラウンドだった場所。そこにバラスを撒かれて周回道路と、それに沿ってサイトを造られたようです。
湖畔サイトと同じ仕様の炊事棟もあります。
こちらが、最も出入口近くのサイト。人通りが多い場所ですが、広くて使いやすそうですね。
そして、6サイトが並んだ谷側。開放的で気持ちがよく、ほとんどが芝生のサイトです。
奥の道路とは高低差があるので、人や車の通りはあまり気にならなさそう。
各サイトに、コンパクトな流し台が付いています。
後ろには電源BOX(15A)。そう、この列は「水道流し・電源」付きのサイトです。
「ここが、良かったねぇ」
「電源や流し台はいらんけど、芝生っていうだけで、ええわ~」
「工事していないしねw」
「変更してもらおうかの~」
ここを利用される方はいらっしゃらないようですが、すでに設営済なので断念。なお、ここの利用料は、施設利用料+バリュー/¥3,500、レギュラー/¥4,200、ハイ/¥4,600。
<参照:シーズンカレンダー>
よって、この日(日曜日泊:レギュラーシーズン)の我が家なら、(¥650×2)+(¥450×2)+¥4,200で、¥6,400也…。昨日(土曜日泊:ハイシーズン)なら、¥6,800だったのか…。
コーナーを廻ってみると、砂地のサイトがあります。
④のところで、振り返る。
黄丸の2区画は、特に張りにくそうですね。オートキャンプで、さすがにこれは狭い…。そして、みんな内側を向くのかな?う~ん、ここで山側を見てもな…。
前面道路の幅も狭いので、車の出し入れも難しそう。
電源・流し台なしの、この「スタンダードサイト」でも、普通の土曜日(ほぼ全てハイシーズン料金)で、我が家(夫婦+3歳以上2名)の場合で1泊¥5,300ですもんね。
「ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジ」のような超高規格とか、「BIG SEASIDE PARK」のように利用時間が「10:00~翌日没」とかなら、まだ分かるのですが…。
さらに、アーリー・レイトはこれに1時間あたり¥450加算ですから、なかなか厳しい設定ですね。
■最新情報や概要の詳細はこちらでご確認ください
以前の「ほととぎす遊園」は、小川が流れる広い斜面の草地に、ログコテージが点在。テントサイトは、すべてフリーサイトでした。(入園料¥200/人・4歳以上+車1台¥1,000+テント¥700/張)
利用者が減少し閉鎖も検討されていたところを、キャンプブームが相まって、老朽化した施設がこうして生まれ変わるのですから、喜ばしいことですね。
そう言えば、以前このブログでご紹介したキャンプ場でも、その後リニューアルをされているところもあります。設備改修やサイト割り、利用料の改定も。
ひそかに好きだった「土師ダムファミリーキャンプ場」の利用料が高くなったのは残念だなぁ。
どちらのキャンプ場や近隣のお立ち寄りスポットでも、ぜひ最新情報をよくご確認のうえ、ご検討ください。
おしまい