最終回の今回は、お待たせいたしました「山頂エリア」のご紹介です。
やはり、ここが「花の駅せらオートキャンプ場」の目玉親父。
「園内の展望台からは世羅高原を360°一望でき眺めも抜群!夜には周辺に大型商業施設が無いため隠れ星空スポットでもあります。」(引用:花の駅せら公式サイト)
さらに、季節によっては、雲海が見られることもあるようですが、我が家は今回、このように幻想的な雲海を眺めることが出来たのでしょうか?
管理棟で受付け終了後、再び車に乗って、ひとまず①(キャンプサイト入口)に移動。
フラワーエリアに隣接した「車輛乗り入れ禁止エリア」以外の、「山頂エリア」と「山頂から一段下エリア」の利用者の車は、ここから進入します。
この先に、9月利用開始のデイキャンプエリアが出来るというお知らせが先日ありました。こちらも楽しみですね(2022年8月3日現在、受付け中断中)。
今回はひとまず左のゲートに突撃!
手動開閉式。車の出入りの度に、この大きな扉を開閉する必要があります。
わた菓子より重い物を持ったことがない、という我が家の女王様が奮闘中。
両エリアから黒丸の「綺麗なトイレ(洋式・温水洗浄便座)」に車で行こうとすると、その往復時に必ずこの扉を開閉しなければなりません。
だから、前回ご紹介の通り、このゲートの手前にある赤丸のトイレが「洋式(暖房便座)」かつ「綺麗」だったことが非常に助かったんです。
トイレの神様、ありがとう!
ゲートを突破したら、いざ山頂へ。
脇目も振らず、⑤は直進あるのみ。
ソフトクリームのように外周を登って行くと、山頂が見えて来ました!
11番と10番がお出迎え。
この2区画は「地面が斜めなので、薪1束のプレゼント付き」。
確かに斜め(笑)。寝るのはもちろん、テーブルのコップも滑り落ちそうな傾斜ですが、私なら許容範囲内。
傾斜にはなっていますが、眺めはとても良い場所なので、傾斜サイトの経験者かつ、斜めでもあまり気にならないという方にはお勧めのサイトです。
隣の7、8番。9番と同様に、奥から手前に向けて、少しだけ傾斜があります。
向い側が1番サイト。独立したロケーションにあり、地面はフラットで眺めも特等席。
なお、「山頂エリア」はどこも電源付き。
また、「木枠の中に車を停めてください」とご案内がありましたので、ご注意ください(広さはじゅうぶんにあります)。
2番と3番は完全に隣接。グルキャンにピッタリ!
かなり広く使えるので、これは楽しそう!確かに、我が家が利用したこの日も、グルキャンのご利用でした。
ただ、訪問前から気になっていたのが、2番、3番からの景観を遮るこの木々。1番と同様、絶好のロケーションなのに、なぜこれも伐採されなかったのか?勿体ない。
木々の裏に小道があり、下りてみると、
私が間違っておりましたm(_ _)m
商売より大切なものを感じさせていただきました。今回のキャンプで、私のなかで一番の収穫。
なお、ここからフラワーエリアやヤギの触れ合い広場が一望できます。結構な距離があるはずですが、実はここからでもヤギの動きが見られるのが、意外に楽しい。
視力4.0のブッシュマンの気分(笑)
続いて、4番。ここの木も気になりました。
伐採した方が全体的にも眺めは良くなると思うのですが、これは西日避けに残されたのかと推察(次回訪問時によく確認しておきます)。
ただ、ここは木の間から山が望めます。この感じも良いですね。
6番。これはビックリ。本当に下図のような菱形のサイトです。
そのお隣の5番。10、11番と同様に傾斜があるということで、薪1束プレゼント付きのサイトです。
何とも面白いアイデアですね。こういうの大好き❤
奥の方から見ても、確かに傾斜はありますが、私はそんなに気になりませんでした。
むしろ、開放的で眺めがとても良いので、ここが気に入りました!
なお、山の頂上は展望広場になっており、なんと魅惑的な真っ白い木が1本。
360度見渡せる世羅高原のビュースポットとして、みなさん散策を兼ねて来られているようでした。
前回ご紹介の通り、「山頂から一段下エリア」から「山頂エリア」への近道はこちら。
すなわち、「山頂エリア」から徒歩で赤丸トイレや黒丸トイレに行かれる場合には、ここを往復されることになると思います。
「一段下」から登って行くと、展望広場の木がチラリ👀
■サニタリー
「山頂エリア」の炊事場。「一段下」と同様に照明はありません。せめてランタンハンガー、出来れば人感センサー付きの照明がやはり欲しいですね。
それにしても、問題はこのトイレ。
浄化槽の設置など汚水処理には多大な費用がかかるので、ユニットタイプは仕方がないとしても、いくらなんでも臭い…。我が家が伺ったこの時だけだったかもしれませんが、扉なしにも関わらず、近くに寄っただけでも激臭(笑)
同じタイプの「一段下」の方は特に匂わなかったので、やはり利用人数とタイミングによるのでしょう。
また、男女別になっていても、男性用のすぐ後ろを女性が通られるので、おっちゃんでも恥ずかしい。利用者が少なければともかく、トイレは赤丸か黒丸トイレがお勧めです。
まぁ、みんなで車移動も悪くはないですけど(笑)
君子危うきに近寄らず
他に「山頂エリア」には自動販売機もありました。
日没時の様子。
左手前が11番と10番で、空き地が9番。右奥が1番。
奥が4番。手前が6番と5番。
炊事場の前から。右が2番と3番。その奥が1番。左奥が10番。
我が家は今回、1番をお借りしました。早くから予約していましたからね(^^;)
お休み前の家族合同トイレでは、ヤギさんチェック。
夜でもやはり、ハル駅長は定位置にいらっしゃいました。流石の貫禄!
帰宅後、みんなが寝てしまって、いつものように誰にも相手にされなくなった私。
ひとりブログ映えしそうな写真を求めて、フラフラと場内を彷徨う。
そして、翌朝。
「360度の雲海」とは言えないのでしょうけど、何故かいつまでも眺めていました。
朝の様子。
実は、こちらのキャンプ場の利用は、あまり気が進みませんでした。
何と言っても、利用料が高い!
サイト料(山頂エリアなら¥3,500/泊)の他に入園料(我が家なら¥2,400)が必須※なので、合計¥5,900/泊。新しくOPENをしたキャンプ場って、強気な価格設定をされているところが多い印象ですが、こちらもそうかと。
林間や渓流が大好きな私ですが、山頂から周りの山を見て、そんなに良いかな?とも。
だから、このブログをしていなかったら、おそらく行っていなかったでしょう。
※花祭り開催期間中のみ
ところが、考え違いをしていたようです。
こちらの入園料は、本当の「入園料」。花の駅という立派な観光施設なんですもの。キャンプ場によくある「入場料」とは別物ですね(笑)。
むしろ1日分の料金で、マル2日+閉園時間も楽しめるのでお得。
いや、楽しかったし、とても気持ちが良かった!
我が家はキャンプ場の前後に、いつもどこかに立ち寄っていますが、今回はチェックアウト後も「花の駅せら」の中でのんびり満喫できたので、移動の手間や時間も必要なく、私もすごく楽でした。
のんびり出来ることが、一番のご褒美。
トイレ環境に厳しいこの母娘ですが、これまでで一番の力強さで「また来たい!」と言ってくれました。
キャンプ場予約サイトの「なっぷ」を見ると、あまり予約が入っていませんが、花や山並みを見て「綺麗だな」と感じられる方でしたら、きっと利用料以上の満足感が得られると思いますので、本当にお勧めのキャンプ場です!
近隣には観光農園がたくさんありますので、8月は梨狩り、9月ならぶどう狩りとセットでいかがですか?
職員さんの対応も、最高でしたよ👍
ちなみに、いつもと同様、何の忖度もありません(笑)
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