連日200人近いコロナウイルスの新規感染者数が発表され、広島県でも緊急事態宣言が発令されることになりました。しばらくは「庭キャン止む無し」ですね。
とは言え、我が家の場合、今年すでに3回キャンプに出掛けていますし、庭キャンも案外悪くない。
・電源付き
・ゴミ捨て可
・温水が出る流し台
・温水洗浄便座付きのトイレ
・24時間利用可の家族風呂
・ふかふかのベッド
そして、利用料無料!高速代やガソリン代も不要!
きっと、アムロと我が女王様は言うでしょう。
「こ、こんなに嬉しいことはない」
<星が居る山>
立派な管理棟に比べて、テントを張るスペースはとても狭い。キャンプサイトというより、芝生広場という感じですね。以前は「6張まで」だったようですが、現在はコロナ対策で「4張まで」に制限されているとのこと。
そもそも小型のテントならともかく、ツールームテントやドーム型+タープが6組張れるのかな?
オートサイトではありませんが、搬出入時のみ車の乗入れが出来ます。
(利便性+景観=私が一番好きなタイプ)
脱輪に気を付けながら、ここをUターン。
中央付近の地面が凹んでおり、植込みがあるので、その周囲のスペースに張ることになります(フリーサイト)。
ここではご紹介の都合上、その左手を「道路側」、右手を「グラウンド側」、奥を「遊具側」と呼ばせていただきます。
@1
それでは、「道路側」から赤矢印のように、時計廻りにご紹介していきましょう。
そうそう先日、学生(大学生)に「時計回りに」と言うと、通じませんでした。確かに、私も素直に「右回りに」って言えば良いものを、なぜ「時計回り」っていうのでしょう。最近は使われていないんですかね?
おっと、話が脱輪。
「道路側」
オートではありませんし、小さく前にならえ、をすれば3張できそう。
「小さく前にならえ」というのも、今やっているのかな?
大きな照明が1基、立っています。
ここから道路側を見る。
道路沿いと言っても、ここは山頂なので通行する車はありません。
但し、左側が車の出入口なので、この導線にテントを張ることは出来ません。
管理棟前の辺りには、テーブルセットがあります。
木製のものと、コンクリート製のもの。
管理棟前から、「道路側」を振り返る。
次に、同じ場所から「遊具側」を見る。
テーブルセットの横は、ソロテントくらいなら張れそうですが、少し「こんもり」としています。
「グラウンド側」に行くと、星居山らしい(?)オブジェが。この横にも、小型のテントなら張れるかも。
炊事棟とトイレには一番近い場所。
ここから「道路側」の方向を見る。
このように、全体的にオブジェやテーブルセット、中央部には凹み+植込みがあるので、張る場所は「道路側」と「グラウンド側」にほぼ限定されます。
「グラウンド側(南側)」の景観。一段下がったグラウンドを見渡すロケーション。
@2
さて、そろそろ設営をしましょう。
どこに、どういう向きに?う~ん、これがフリーサイトの醍醐味ですね!
荷物を下ろしたら、道路向かいの駐車場へ車を移動。
星居山森林公園 キャンプ場 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
我が家は「道路側」のうち、最も管理棟寄りの場所に張りました。
正面に、星居山を眺めることが出来ます✌
お隣の方は横向きに。広く使えて、こちらも良さそうですね。
一方、「グラウンド側」はグルキャンの方で、テントで挟んだ真ん中に共用リビングを配置。父子で野球をされる姿を、タープ下で見守るママグループw
春の昼下がりに、微笑ましい光景でした。
夜の風景。偶然、ハンモックから落下する姫様を激写w
17時過ぎ。管理人さんがすべてのご家族に、丁寧にご挨拶をされていました。
「帰ります(管理棟の受付けを終了します)」
「必要なかったら、このスイッチで照明を切ってください」
確かに明るいのは良いけど、星が見えにくいですもんね。
なお、伝説の「星が居る山」で、晴天の夜。
満天の星空を楽しみにしていたのですが、久しぶりのキャンプで飲み過ぎたため、この写真を最後に、早々にダウン。
コ、コ、コケッ…、コケコッコーーーーーッ!
小鳥のさえずりが園内をつつむ、気持ちが良い朝。キャンプの朝のお楽しみ。ボクとパパのパジャマ散歩。
まずは、炊事棟をチェック。
左の急斜面にはバンガローが並んでいます。
炊事棟はそれなりに年季が入っていますが、綺麗に清掃をされています。
その先の青丸の辺りに、トイレがあります。
なかなか風情のある感じで、とても綺麗に清掃されています。
洋式ですが、不用意に座ると「おうっ」とうめき声が出るタイプ。管理棟のものと異なり、こちらは普通便座。
ただ、管理棟内のトイレはスリッパが散乱しがちなので、気になる方はこちらの方が気持ち良く使えるかもしれません。
さらにその先、黄丸のところには、新しく造られたらしい炊事棟。ピッカピカの流し台がありました。
その向い側はグラウンド。
四方がフェンスで囲まれており、自由に使うことができるので、野球がやりやすい。
我が家も、野球とバトミントンを満喫w
グラウンドの向こう側は、斜面を利用した芝ソリが出来るようになっています。
ただ、「芝」というより「草」という感じだったので、どれだけ滑ることが出来るか分かりませんが、チャレンジしてみるのも楽しそうですね。
@4
続いて、バンガローを見てみましょう。
手軽なアウトドアとして、グランピングと共に大人気。レンタルが充実したキャンプ場なら、手ぶらでOKですもんね。
この日も1組の方が宿泊されていました。
【バンガロー(3人用)】¥5,230/泊※3棟
【バンガロー(5人用)】¥6,280/泊※1棟
【バンガロー(8人用)】¥10,470/泊※1棟
荷物の搬出入の時には黒矢印のようにグルっと廻って、近くに車を停められるようです。
そうそう、バンガローとかコテージとか、呼び名で何か違いがあるのか?ちょっと調べてみました。
【バンガロー】最も簡易的な施設。6~10帖のひと部屋のみ。電源はあるが、トイレなどはない。キャビン(ケビン)も同程度。
【ロッジ】山小屋風の施設(ログハウス)。設備はコテージに近いが、水廻りの設備は共同利用の場合もある。
【コテージ】小さな貸別荘。複数の部屋があり、キッチンやお風呂、家具家電も設置されている。
バンガロー<キャビン<ロッジ<コテージ、という感じ。ただ、この概略に決まりはなく、呼称は運営者の好みに寄るようです。
こちらは、最も簡易的なバンガロー。
ただ、冷蔵庫とテレビ、エアコンが付いているので、充実している方だと言えます。特に、エアコンがあるので安心。
さらに石油ファンヒーターのレンタル(¥500)もあるので、季節を問わず快適に過ごせそうですね。
少しだけ離れた場所に1棟だけ建つこちらが、おそらく「8人用のバンガロー」でしょう。こちらにはキッチンと水洗トイレも付いているようです。
ロッジ以上コテージ未満?
最後に、園内の遊具をご紹介します。まずは、管理棟横にある遊具。
滑り台やブランコの他、アスレチック系の遊具があります。
サイトのすぐ近くなので、安心ですね。
もう少し上にも、お楽しみのスポットが。
赤矢印のように歩いて行くと、
左側の青丸のところ。何やら林の中に…?
「星の池」
観察ができるデッキがあるので、小さなビオトープをイメージされた場所のようです。
ここはマムシ注意ですね。
近くには、モリアオガエルの生息地もありました。
黄丸のスタート地点に到着。さぁ、いくぞ!
まずは、とんがりコーンを制覇。
次は、巨大な吊り橋だ!
あれに見えるは?なんと、さらなる難関が!
ミステリーハウス。この家を造るのは、大工さんも大変だったでしょうね。
続いて、巨大迷路。
今春の卒園時、一気に4人の女の子に告白されて、人生の迷路に迷い込んだ6歳のボク。
「どうしたら良いの?」
「大丈夫。君のことだけが好きだよって全員に言っておけば、丸く収まるさ」
しかし最近の女の子って、積極的ですねw
人生も迷路も振り返って見れば、悩んでいた自分が愛おしく思えるもの。
なに、女は星の数ほど居るから、気にするな。
星は、ひとつの銀河系に2,000億~2兆個あると言われています。そんな銀河の数が2,000億あるとすれば、星は4垓(がい)~40垓個ということか…。
いや、女の子は、そんなにはいない気がする。
やっぱり今からひとりに絞って、真剣交際をしておこう!
まずは、グルキャンにお誘いだ!
@5
「星居山森林公園」は、いかがでしたでしょうか?
静かで綺麗、ひと通りの設備が整っているうえに、ミステリーハウスや迷路、アスレチックが無料で楽しめるキャンプ場。
サイト料も¥1,570+入園料という格安ですが、同町内に「神石高原ティアガルテン」という強力なライバルがいますもんね。
「車の離合が難しい林道が長い」というネックもありますが、とても気持ちが良いキャンプ場なので、ファミキャンの方にはお勧めします(寒さ対策には気を付けて)。
しかし、コロナ対策があるとは言え、4組だけの利用ではあまりに勿体ない。そこで現在、リニューアルを予定されているようです。
前述の通り、管理棟で飲料などの販売を開始される他、グラウンドを「電源付きのオートキャンプ場」にされる予定らしい。
乞うご期待!ですね。
おしまい