初心者による、初心者のためのキャンプ入門講座。
少ない経験と拙い知識でお伝えします(^^;;
足りない、間違い、勘違いはご愛嬌?
先日、我が家が所属する自治会の体育行事で「ミニテニス大会」が開催されました。私が参加して、女王様とこども達は応援団。訳あって仕方なく参加したのですが、いやこれが面白い!
学生時代にはずっと硬式テニスをしていたくらい、もともとテニスは好きなんですが、このミニテニスは老若男女が楽しめる、とても素敵なスポーツだと知りました。皆さんも機会があれば、是非!
邂逅遭遇。
ーーーホンダイーーー
キャンプを始めたいけど、テントの張り方がよく分からない。うまく張れそうにない。このような話を時々聞きます。確かに。
「まず何を、どこまで買えば良いのか?」と共に、普段はほとんど関わることがないテントの設営は、主に設営担当になる男性にとっては特に、キャンプを始める上での高いハードルになっていると思います。
本を見るほどでもないし、見てもよく分からない。キャンプをしている人って、周りにそんなにいる訳でもないので聞きにくい。だいたい、タープって何のこと?
そんなあなたにキャンプ入門講座(^^)v
ただ、ご存知の通り、講師が初心者のうえ、我流が多い私なので、いつも以上に「一例として」ご覧ください(^^;;
キャンプに行く前に、人が少ない場所で試し張りが出来ればイイですね。
いきなりキャンプ場に行くと、小心者の私の場合、「俺を見て、ヘタクソって笑っている〜」って、周りの笑顔が気になって仕方がありません。実際には、張っている途中を見ている人はいませんがね(^^;;
疑心暗鬼。
まず、用意する物。ハンマーを買ってください。
小さなハンマーではペグ打ちが、とーーーーっても大変。これはかなりイヤになります。まずは100均の物で良いので、頭が重いものを必ず。
キャンプ場に着いて、自分のサイトが決まったら、その空き地を眺めながら、構想を練ります。
どこに、どういう向きにテントを張って、どこに、どういう向きにタープを張るか。
動線や人通り、イスに座って眺める景色、キッチンやテーブルの位置をイメージしながら。これが楽しい時間。のんびりいきましょう。
タープの張り方で重要なのが、その向き。
西陽はすごい角度で入り込んで来るので、幕の西側が下がるように張ってください。ここは携帯でコンパスを見て、キッチリと。
テントとタープ。まず張るのは、タープ。
後半にペグ打ちをするテントに対して、タープは最初。すなわち、位置の微調整が難しい。更に、キッチンテーブルなど小物の準備もありますし、日除けにもなるタープを先に張る方が効率的、ということもあります。よって、撤収時は逆に、テントが先でタープが後。
よっし!
張る場所と向きが決まったら、タープを広げます。
そよ風が吹いても簡単にめくれるので、必要に応じて最小限の重りを置きます。ガイロープやポールも所定の位置に置く。
ガイロープのライン上、タープから2mくらいの場所に、全てのペグを打ち込む。
メインポールのガイロープをペグに引っ掛ける。
タープのグロメット(ハトメ)にポールの先端を通して、その上にガイロープを引っ掛ける。
そして、いよいよ…、1本目のメインポールを持ち上げる。
ここから読者モデルの方にお願いしました。
立ち上げながら、ガイロープの長さを微調整。
一方は2本のガイロープが軽く引っ張り、もう一方はタープの重さでバランスをとって、自立。
立ちました!
まだお仕事時間30秒くらいですが、既にひと仕事をやり切った感を背中に漂わせながら、彼女はクーラーボックスへ。リンゴジュースタイムらしいです。まるで大女優のよう。さすが我が家の姫様。
天下無敵。
もしここでポールが倒れるようなら、誰かにポールを支えてもらって次の行程に進む必要がありますが、倒れなければ、ひとりでも簡単に設営出来ます。皆さんも疲れたら、ジュースをどうぞ。
さて、シーン2、2本目のメインポール、テイク1。スタート!
先ほどのメインポールの反対側のポールを、同様の方法で起こします。
風が吹くと、ボワっとなるのでご注意。
ガイロープの「自在」金具を移動することで、ロープのテンションを調整します。
この4本のガイロープが引っ張り合うことでポールを固定させるので、このテンションは重要。特にメインポールのガイロープは、きつくピンピンに張ることが必要です。
イエェェェェェーーーーイ!サンシャイン池崎のように、のけ反りながら。
ビシッと立てば、タープはほぼ完成。
後は、4方も固定していきます。
ガイロープを引っ張って、ペグに引っ掛けて、自在でテンションを調整。
サブポールを立てて、最後に全てのガイロープのテンションをチェック。
おっと、早速お着替え中。
これで、タープは完成です。
メーカー表示に「設営時間は5〜10分」とありますが、確かにそのくらいです。張る場所や向きを考えたり、ジュースタイムの方がずっと長いですね(^^;;
タープが張れたら、出来れば…、
いや本当に「出来れば」の話ですが、奥様にキッチンなどの準備をお願いして、次はテントの設営へ。日頃の行いが、設営時間を大きく左右します。
善因善果。
Tatonka(タトンカ)タープ 1 TC (425×445cm)
ーーーテントーーー
テントはタープ以上にタイプが様々あり、その組立て方も異なりますので、部分的なご参考に。通常は、前面道路から見てタープの奥になる場所。
では、ここに張ってみましょう。
まずは、インナーテント(寝室になる部分)を置く場所に、グランドシートを敷きます。
「グランドシート」と言っても、テントの汚れと浸水を防ぐという役割なので、一般的なブルーシートでもじゅうぶんに代用出来ます。我が家はオシャレに(?)グリーンシート(^^)v
この上にインナーテントを広げます。
ここから登場は、テント担当のボクです。この人、自分がテント担当という認識があるのか、テントの設営になるといつも現れます。
折り畳んであるフレームを全て伸ばし、
スリーブに通します。
この時、最後まで「押し入れる」ことがポイント!
フレームは引っ張ると、ジョイント部が外れてしまいます。
何も指示をしていませんが、とても上手に出来ています。
天才少年。
クロスするフレームを2本ともスリーブに入れたら、テントの四隅にあるピンをフレームに入れます。
そして、反対側にもピンを入れるのですが、テントを初めて張る時の戸惑いは、この時でしょう。
結構な力が必要なうえに、フレームが弓なりに大きく曲がります。
うわーっ、折れるーーーーっ
大丈夫です。大きな魚を釣った時の釣り竿をイメージしてください。よほど手荒な扱いをしなければ折れません。
四隅すべてのピンを入れて、
フレームにフックを掛けると、
インナーテントは完成です。
※アメドの場合は、この後に前室用フレームも入れます。
この状態では、まだ地面に固定されていません。最終的に位置を決めて、ペグを打って固定します。グランドシートの位置も微調整。
大工少年。
杭打見事。
四隅(アメドの場合、6ヶ所)のペグ打ちが済んだら、次にフライシートを被せます。
投網を入れるように一気に投げて、4面の位置を合わせます。
インナーテントの高さが低い分、アメドはこの作業が比較的簡単ですが、高さがあるテントの場合は大変らしいです。
フライシートの内側にあるベルクロテープ(マジックテープ)をポールに回し付けます。
さらに、バックルを接続してフライシートを固定。
フライシートの弛みをとるために、調整テープを引っ張って、テンションをかけます。
これで、テントはほぼ完成です。
アメドの場合は更に、前室用のフレームをスリーブに入れて、ピンを差し込み、ガイロープで固定。
全体のガイロープも、ペグを打って自在でテンションを調整すれば、完成です。
ピッと張るとカッコ良さそうですけど、程度問題。シートやファスナーに負担がかかるので、程々に。
前室のシートは必要に応じて、ウイングポール(別売)で跳ね上げたり、
巻き上げたり。
我が家は前室にコストコで買ったシートを敷いて、こども達の着替えやオムツ替えをしたり、荷物置き場にしています。
雨が降りそうなら、テントの出入口とタープを繋げておけば、移動がしやすいです。
このように、テントやタープを張ること自体は、慣れれば難しくはありませんし、ひとりで出来ます。
ただ、前述の通り、タープ下はキッチン周りやテーブルなど小物の、テント内は各種マットや寝袋などのセッティングもあります。さらに、これからの季節は30度を超える真夏日に、炎天下の元での設営になるので、とにかく急がず、「これもキャンプの楽しさよ」と笑顔で準備が出来たら良いですね。
とは言っても、やっぱりケシュアのポップアップテントが羨ましいですけど…。
いやいや、ここはやはり、
知足安分。
おしまい
ーーー★おすすめ in マイギア+α★ーーー
コットンタープと言えば、まずは「タトンカ」。どんなテントとの相性も良い優等生です。
ほぼ正方形なので、色々な張り方が楽しめます。
スノーピークという高嶺の花に、自分も少しだけ届いた気になれる。
でも実態は、おそらく日本で一番多いテントw
スノーピーク(snow peak) テント アメニティドームM 5人用 SDE-001RH
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2018/06/08
- メディア: スポーツ用品
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でも、今から購入されるなら、こちらが良さそうですよw
スノーピーク(snow peak) テント&タープ エントリーパック TT SET-250
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2018/03/31
- メディア: スポーツ用品
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ツールームテントがよろしければ、こちら。どちらもコストパフォーマンスは最高!
スノーピーク(snow peak) テント エントリー2ルーム エルフィールド ベージュ 86×32×34(h)cm TP-880
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2018/12/01
- メディア: スポーツ用品
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