初心者による、初心者のためのキャンプ入門講座。
少ない経験と拙い知識でお伝えします(^^;;
足りない、間違い、勘違いはご愛嬌?
前回、オープンタープを購入される際には、少しブランドの検討もされてはいかが?という話をさせていただきました。タープはテントと共にキャンプグッズの中心になる物なので、高額かつ目立つんですよね(*^_^*)
ところが、キャンプ用品にそもそもどんなブランドがあるのか、またどのブランドに人気があるのか、そして一体、ブランドにどのくらい拘る必要があるのかなど、初心者には分かりにくいですよね?
詳細は先輩方にお任せするとして、この半年間、キャンプをしてみた初心者の私の感想を交えながら、お伝えします。
少しでもお役に立てれば幸いなのですがσ(^_^;)
■コールマン
このブランド名は耳にされたことや、何かの商品でご覧になった方も多いでしょう。世界で最もポピュラーなアメリカの老舗アウトドアブランドで、日本でも最も有名かつ普及しているブランドです。
もともとアメリカ軍にランタンなどを供給していた会社で、そのミリタリー調のデザインから人気になったようです。
その性能の良さ、耐久性の高さなどの割に価格が抑えられており、このブランドで揃えればまず間違いないと言われていますし、災害時やレンタルでもよく見かけるのは、誰からも総合的に高い評価を得ているからでしょう。
広島に直営店はありませんが、どこのスポーツ用品店でもメインで取り扱っているので、実物を確認してから購入しやすいという安心感もあります。
※2017年4月に広島市西区のLECT内に出店されました。
コールマンの唯一の欠点(?)は、普及し過ぎていて、ブランドカラーの緑色と薄茶のテントやタープをキャンプ場でとてもよく見かけるということです(^^;;
「個性」を気にされる方なら、鮮やかな水色が特徴の「ウインズライト」や、ハイグレードで茶色の「ウェザーマスター」など、定番以外のシリーズを選ばれるのも面白いと思います。
◼︎本社:アメリカ
◼︎価格帯:中
■スノーピーク
高い品質と徹底したユーザー目線での商品作り、行き届いたアフターサービスに定評がある日本の一流アウトドアブランド。「スノーピーカー」と呼ばれる、このブランドで全てのアイテムを揃えるという熱狂的なファンが多く存在するというのも特徴のひとつです。
ひとつひとつがとても高額なので出費は恐ろしいことになりますが、実は割と見かけます。
(出典:スノーピーク)
ただ、「必ずしも全ての商品がその値段に見合うのかどうかは疑問だ」とも言われます。すなわち、そのブランド名に支払う部分も大きいということ。
スノーピークとは、まさにそういうブランド。気安くおいらに手を出すと、ヤケドをするぜ。
ただ実際には、コールマン以上に利用者が多いでしょうね(^^;; 特に、我が家も使っているアメニティドームというテントは「スノピの入門者向け」の商品なので、ついつい高嶺の花に手を出しちゃうんですよね。
イオンモール広島祇園店にスノーピークストアがある他、多くのスポーツ用品店でも取扱いがある。
◼︎本社:新潟県
◼︎価格帯:高
■モンベル
登山用品というイメージがある通り、キャンプ用品と言うよりウェアなどがメイン。テントやタープは1〜3人用のコンパクトな商品が中心です。
過剰な性能をもたせる訳ではないので、それほど高額ではなく、コストパフォーマンスが高い商品が多いと言われています。
広島にも専門店があるので比較的手に入れやすい割に、コールマンやスノーピークほど目立って多くはないので個性が出しやすいし、オシャレなブランドイメージ。やり直せるなら、私はここで揃えるかも?
結婚もやり直せるなら……、いえいえ、必ず再び女王様に求婚します!
◼︎本社:大阪
◼︎価格帯:中〜高
■ロゴス
手軽にアウトドアを楽しみたいという方にオススメのブランド。葉っぱのロゴが可愛いですよね。
コールマンに近い標準的な価格帯ながら、好みは分かれるものの個性的な色柄の商品シリーズがあります。一定のブランド評価もあり。 特に、焚火台は人気商品。「ゆめタウン廿日市」に専門店があります。
◼︎本社:大阪
◼︎価格帯:中
■ノルディスク
実は、キャンプ用品のブランドはコールマン以外、日本のメーカーが中心なのですが、こちらは北欧で人気のデンマークのブランドです。
それだけでオシャレな感じがしますよね〜。
幕の素材にコットンを使うなど、その素材感やシンプルな色調が特徴的で、アイボリ一一色にシロクマの図柄がとってもカッコいい!
(出典: Nordisk)
先日の「芦田湖」で、我が家の隣のサイトの方が小物に至るまで全てこのブランドで揃えられていて、ご本人たちの雰囲気からしても、雑誌の撮影かと思ったくらいでした(*^^*)
今はグランピングという楽しみ方もありますから、お金に余裕のある方はいかがでしょうか?
◼︎本社:デンマーク
◼︎価格帯:高
■ユニフレーム
「ユニークなフレーム(炎)を創造する」という由来をもつブランド名からも、バーベキュー用品が中心のブランドです。
「ユニセラ」というコンパクトなコンロや、我が家も永年使っている「ファイヤーグリル」が有名。
◼︎本社:新潟県
◼︎価格帯:中
■ノースイーグル、キャプテンスタッグ
いずれも低価格が特徴で、様々なキャンプ用品を提供している総合アウトドアブランドです。
ノースイーグルは小型のテントなど、「パール金属(株)」という会社の一事業部であるキャプテンスタッグは、ランタンなど金属製品に特長があります。
・ノースイーグル
◼︎本社:北海道
◼︎価格帯:低
・キャプテンスタッグ
◼︎本社:新潟県
◼︎価格帯:低
他に、
カラフルな商品が目立つ「ドッペルギャンガー」、玄人感たっぷりの「キャンパルジャパン(旧:小川キャンパル)、家電製品が有名な山善のブランド「キャンパーズコレクション」など、様々。
日本製が中心で、外国製のブランドを見掛けることはあまりありません。
「安心・メンテナンス」を優先されれば、有名メーカーで、「個性」を優先されれば、Amazonなどで珍しいものを探されるのも面白いと思います(*^-^*)ぜひ、後悔のないように。
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<サテ>
キャンプ場により異なりますが、広島のキャンプ場で見かけるテントのブランドは、コールマンが3割、スノーピークが3割、その他が4割といった感じでしょうか?
「値段が高い」というスノーピークですが、前述の通り、我が家も使っている「アメニティドーム」というシリーズのテントは3万円程度と安いので、実はとても多く見かけます。
それでは、どこのブランドを選ぶべきか?
まずは「コールマンやスノーピークで良いかどうか」。
この両ブランド商品はとても普及しているので、同じ物をよく見かけます。ただ、それを気にされない方なら、これらが良いかと。総合点は最も高い商品でしょう。ひとひねり欲しい!という方なら、お財布と相談をされながら、自分に合ったブランド探しです。
まずはレンタルやコテージで何度かキャンプ場を経験されて、好みや方向性が定まってから購入されることをお勧めします。
かく言う私、実は一度もレンタルを利用したことはないのですが…。何でも「ひとまず買っちゃえ」って、計画性が全くない性格なので(^^;;
これは本当にお勧めしません!
おしまい
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★各ブランドの代表的なテント★
・コールマン
コールマン(Coleman) テント タフスクリーン2ルームハウス 4〜5人用 2000031571
- 出版社/メーカー: コールマン(Coleman)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
・スノーピーク
スノーピーク(snow peak) テント エントリーパックTT SET-250H 4人用 (新品番)
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
・ノルディスク
NORDISK(ノルディスク) テント レガシーシリーズ ユドゥン5.5(4人用) 【日本正規品】 242022
- 出版社/メーカー: NORDISK(ノルディスク)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
・ロゴス
・DOD(旧:ドッペルギャンガーアウトドア)